スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

私信返しの章!

2015年08月31日 22:11

 こんばんは! 最近「小説家になろう」に物語を展示することに凝っているアウローラです☆

 いや、しかし完結済みの物語を展示するだけではなく、未確定の時空を完結に導くことにも力を注がねば――!!

 そう、たとえば『ORDER‐OFFICE 101』とか『スパルティアタイ』とか――!!

 ……まあ、それはアストライアさんと謎の老人氏が帰ってきてからということで……(←先延ばし!?)

 
 そしてこれより私信返しの章!

 kanaさま、カース氏の肖像と楽しきSS、ありがとうございました~っ!(拝)
 
 ぜひとも近日中にグランド・ギャラリーに展示させていただきたいです☆

 子供……! その発想はなかったッ!!

「だって子供欲しいんでしょ?」

 とは、なかなかの破壊力をもったセリフですねっ……!!(笑)
 
 ギア氏も思わず気圧されてしまいかねない、清々しいまでにゴーイングマイウェイなカース氏の愛を感じます……!


『庭の王国への旅』にも、お言葉をありがとうございます。

 あの国で過ごした日々は、わたくしの幼少期における非常に重要な時間だったと思っております。

 わたくしも、よく、二の女王陛下――とは、わたくしは呼んでおりませんでしたが――と共に、あの素敵な温泉につかってくつろいでいたものです。

 ――さすがに、男である謎の老人氏は、混浴に踏み切る勇気(?)はなかったようですが……(笑)

 
 というわけで、本日のところはこのへんで! 

 下記事に拍手、ありがとうございました☆(拝)

 また次回の記事で、お目にかかりましょう~!!
スポンサーサイト

庭の王国への旅 36

2015年08月29日 21:39


      *         *        *


 仮面の男は、老人の戸惑いが理解できない様子だった。

「二の女王陛下は、そのようなことをお気にはなさいません。
 あなたがたをお待ちでいらっしゃいます。」

「たとえ、そうでも……いや、どうしても、いけませんぞ。」

「ヘリオスのおじいさま。」

 断固として言い募る老人に、星の娘は、思わず言った。

「あたくしたち、湖で、妖精たちと一緒に過ごしましたわ。
 そうでしょう?
 あの方たちだって、何も身に着けていなかった。
 今さら、気になさることはないのじゃありません?」

 老人は、そのことに初めて思い至ったという顔で星の娘を見たが、すぐにかぶりを振った。

「いや……やはり、いかんな。
 考えてもみなされ、皆で一緒に入るとなれば、どうしたって、君の姿も目に入るじゃろうが。
 同僚の、それも妙齢の女性と一緒に湯に浸かるなど、どうにもこうにも、居たたまれぬよ。」

「それも、そうですわね。」

 星の娘は、少し頬を赤くして言った。

「それでは、あたくしが女王陛下とご一緒しますわ。
 お話ししたことを、あとでおじいさまに伝えますから。」

「そうですか?」

 仮面の男は、どうもわけが飲み込めないという様子で言った。

「それでは、ここの浴場はとても広いですから、ご老人は、別のところでお湯をお使いになられるとよろしいでしょう。
 そちらには、後ほど、ご案内いたします。
 ――ああ、着きました、こちらです。
 さあ、どうぞ、お入りになってください。」

 いまや、あたりに立ちこめる湯気はいっそう濃くなり、湯のにおいも強くなっていた。

 仮面の男が、両開きのカーテンのように垂れ下がった白い布の端を持ち上げると、先ほどの霧を思わせるような真っ白な湯気が漂い出てきた。

「着替えはどうすればよろしいの?」

「用意はすべてととのっております。
 私たちは、本当にずっと長いあいだ、お客さま方をお待ちしていたのですから。
 そのままお進みください、さあ――」

 仮面の男に促されるまま、星の娘は、湯気に満たされた中へと踏み込んでいった。

 はじめのうちは、本当に先ほど霧に包まれたときのように、ほとんど何も見えなかった。

 手を前に突き出し、一足ごとに爪先で足元を探りながら進んでいくと、やがて少しずつ湯気が薄れてきて、自分が無数の円柱が立ち並ぶ広い通路のような場所にいることが分かった。

 床はこれまでのようにつるりとした乳白色の一枚板ではなく、ツタを図案化した模様が一面に刻まれ、それらの模様のすべてに金線がほどこされていた。

「お入りなさい。」

 と、奥から誰かの声が聞こえたような気がした。

 だが、その声はあまりにも小さく、まるで眠りに落ちる直前に耳元で囁かれた声のようにおぼろげで、星の娘は今の声が本当に聞こえたものなのかどうか、確信が持てなかった。

 通路の先に、上部がアーチ型になった出口が見え、そこを抜けたとたん、星の娘は目の前の光景に圧倒されて立ち止まった。

 彼女が立っている場所のすぐ足元から、幾重にも重なるようにして、白い床を色とりどりの湯の川が流れていた。

 湯の川はどれも高さが違い、そのふちはどれもなだらかに削られ、その上にはいくつもの橋がかかっていたが、先ほどの場所とは違って、それらの橋には欄干はなかった。

 そして何よりも圧倒的であったのは、それらの湯の川の向こうに、色とりどりの湯が流れ落ちる壮麗なカスケード――多段滝がそびえていることだった。

 その光景はまるで、巨大で複雑きわまりないシャンパンタワーのようにも見えた。

 古代の壮大な神殿か城がすっかり野ざらしになり、永の風雨にあちこちが削られてなめらかになり、そのあちらこちらで湯が湧いて、門という門、通路という通路から下へ下と流れ落ちているようだった。

 ところどころには門があり、噴水があり、ひさしや橋があり、半ばで途切れた水道橋があり、それらの全てから、どうどうと惜しげもなく湯が溢れていた。

 あちらは薄い水色、こちらは緑、菫色、乳白色、温かみのある桃色、橙、緋色に近い赤と、全ての湯船――というよりも湯だまりで色が違っていた。

 全ての湯は下段に流れ落ちるにつれて混じり合うのだが、絵具をといた水を混ぜ合わせたときのように色が濁ることはなく、むしろ薬草茶にブルーマロウの花弁を投じたときのように、紅茶にレモンを入れたときのように、成分同士が作用し合うのか、魔法のようにぱっと色彩が変化し、どこも美しく、それぞれに独特のにおいを漂わせていた。

 星の娘は温泉というものを知らなかったが、彼女はこの光景を目の当たりにしてすっかり感動し、このすばらしい湯にすぐにでも浸かってみたいものだと思った。

 まわりを見回すと、床が一段高くなったところがあり、編目も美しい籠がいくつか並んでいた。

 高くなった場所の中央には、乳白色の石でつくられた、ほっそりとした木の彫刻があり、その枝には精緻な針目でたくさんの葉の模様を刺繍した長いリボンがいくつもかかっていた。

 星の娘は身につけている衣服をためらいなく脱ぎ、籠に入れた。

 磁器のようになめらかで、バレリーナのようにほっそりとした裸身をさらしながら、彼女は少しのあいだ、長い銀色の髪をどうしようかと迷った。

 それから思い付いて、白い木にかかっていたリボンの何本かを抜き取り、細い指先で器用に髪に編み込み、頭のまわりにくるりと巻いて留めた。

 橋を渡り、色とりどりの湯の川があげるにおいのよい湯気を浴びながら、星の娘は、多段滝の一番下にあたる池のように広く浅い水色の浴槽にたどり着いた。

 そばには床から直接噴き上がる噴水があり、水色の湯が中空にかかる幕のようになっていた。

 星の娘は用心深く近付き、手で湯に触れてみて、ちょうどよい温度だと分かると、思い切って、落ちてくる湯の中に踏み込んだ。

 あたたかい湯が肌の上を流れ落ちていくにつれて、えもいわれぬ心地好さが体にしみ入り、星の娘はほうっと息を吐いた。

 肌を撫でて汚れを落としてから、緩やかな階段を降り、広く浅い浴槽に湛えられた水色の湯の中に踏み込んでいった。

 座ると、湯の深さはちょうどみぞおちの下あたりになった。

 爽やかなにおいのする湯は、熱くもぬるくもなく、ちょうど心地よい温度で、これならばいつまででも浸かっていられそうだと思った。

「いい気持ちでしょう。」

 上のほうから、そんな声が聞こえた。

 いつもの彼女であれば驚いて飛び上がったところだろうが、湯に浸かってすっかりくつろいだ気持ちになっていた星の娘は、湯の中で後ろに手をつき、おもむろに顔を上げて声の主を探した。

「お湯に浸かっていると、本当に、とても気持ちがいいわね。」

 また、声が聞こえた。

 星の娘がいるところよりも三段ほど上の、石造りの門があることによってまるで額縁にはまったように見える場所から、ひとりの女性が星の娘を見下ろして微笑んでいた。

 その女性は片腕をゆったりと浴槽のふちにあずけ、首をひねってこちらを見ていた。

 その髪と目は、まるで陽光を受けたサファイアのようにあざやかな青色をしていた。

 若いとは思えなかったが、若くないというふうにも見えず、ただ、美しい大人の女性だと星の娘は思った。

 彼女は、水色の湯の中に立ち上がり、言った。

「二の女王陛下でいらっしゃいますのね。」

「ええ。」

 女王は親しげに頷きかけ、居ずまいを正して礼をしようとする星の娘を片手の仕草で押しとどめた。

「でも、そんなことは、どうでもいいのです。
 ここは、寛ぐための場所。
 ここのお湯は、とてもいい気持ちでしょう、においもいいし。
 よければ、上がっていらっしゃい。
 ここは、とても眺めがいいの。」



【庭の王国への旅37へと続く】

拍手返信!

2015年08月29日 09:20

 私信返しの回です☆

 kanaさま、お久しぶりでございます~!!(拝)

 アストライアさんたちの旅に気をとられていたら、メッセージに気付くのが遅れてしまい、失礼いたしました(汗)

 日誌を長く更新なさっていなかったので、元気にしておられるのかな~と気になっておりました。

 弐次のほうでばりばり活動なさっていたということで、良かったです!

 弐次には弐次の楽しさがありますよね。

 しかし、オリジナルの物語は、やはり自分の「根っこ」の部分と深く関わっている気がして、大きな存在だなぁと感じる今日この頃です。

 自分のペースでゆっくりと、全ての物語を完結させていきたいですね!

 当ターミナルの「誰か」を描いてくださっているということで、展示を楽しみにしております~!

 これからも共にオリジナルの道を歩んで参りましょう☆


 ……あっ、アユはやはり少なくなっているのでしょうか?

 わたくしたちのあいだでは、直前まで川をうろついていた鳥の「ウ」が犯人ではないか!? (←食った) という話になっておりました。

 来年にはたくさん捕れると良いのですが!


 では、秋に向かい天候も不順になりがちですが、お身体大切にお過ごしください☆

 メッセージ、ありがとうございました~!!(拝)

庭の王国への旅 35

2015年08月27日 22:28

       *       *       *


 だが、やがて雲が出てきて、広大な星の海は隠されてしまった。

 ちゃぷちゃぷと船板を洗う波の音が、急に大きく聞こえはじめて、星の娘は不安にかられた。

 今や、星々を隠した雲は水面すれすれまで垂れてきて、濃い霧になり、辺り一面を包んでしまっていた。

 このボートは、どこへ向かっているのだろう?

 もう、何時間も乗り続けているような気がした。

 目の前は灰色の霧で、他には何も見えない。

 今、このボートは大海原の真ん中を漂流しているのか、それとも、あの細いトンネルの中をまっすぐに流されているのだろうか――?

「おじいさま。」

 星の娘は、小さな声で呼んでみた。返事はなかった。

 もっと大きな声で叫ぼうと心に決め、思い切り息を吸い込んだところで、突然、目の前にまばゆい光が満ちた。

 星の娘は一瞬ひるんで目を閉じ、しかし次の瞬間には思い切って目を開いた。

 はじめに見えたのは、高いドーム型の天井を飾る壮麗なモザイク模様と、そこから伸びている太く優雅な白い円柱の数々だった。

 星の娘は目を瞬き、それからすぐに、白い花々の上に手をついて起き上がった。

 そこは一面があたたかな乳白色の石で造られた巨大な部屋で、ほとんど屋内にある広場といってもいいほどの広さがあった。

 ボートが流されてきたのは、その床をゆるやかにカーブして通る何本もの水路のうちのひと筋だった。

 あたりには何本もの太い円柱が立ち、そのあいだのところどころには、白い薄布が舞台の緞帳のようにかかっていた。

 星の娘は驚いて辺りを眺め回していたが、すぐに慌てて上体を伏せた。

 ボートが小さな太鼓橋の下を通り抜けたからだ。

 通り過ぎるときに一瞬だけ見えた橋の下の面は、赤地に金で描かれた素晴らしい蔓草模様で埋め尽くされていた。

 橋を過ぎてから、振り向いてもっとよく見ようとしたとき、星の娘を呼んでいる声が聞こえた。

「アストライアくん! ここじゃ。」

 ボートは流れに運ばれ、大きな池のような場所に着いた。

 そのふちに老人が立ち、大きく手を振っていた。

「そのまま、じっとしておればよい。勝手にこちらへ流されてくるから……」

 幾筋もの流れがひとつにまとまり、また枝分かれして流れ出てゆくその池には、複雑な渦を巻く流れができているようで、星の娘が乗ったボートはひとりでに老人がいる岸辺へと押し流されていった。

「おじいさま、手を!」

「そうら……もう少しこっちへ……ようし! つかまえた。」

 星の娘は老人に手を引っ張ってもらい、無事に池のほとりに立つことができた。

 白い花ばかりを乗せたボートは、しばらくはゆらゆらと水面を漂っていたが、すぐに流れに乗り、たくさんの水路のうちのひと筋に入って、見えなくなった。

 星の娘と老人は並んで立ち、あたりの不思議な様子を眺めた。

 床も柱も乳白色の石でできた広大な部屋に、まるで網の目のように水路がはりめぐらされているのだ。

 水路と水路のあいだには、島のようになった場所があり、高くなっているところと低いところとがあった。

 それらの島をつなぐように、あちらこちらに無数の橋がかかっていた。

 それらの橋も、全て乳白色の石でできていたが、その欄干の意匠は、見てとれる範囲の限りではひとつとして同じものがないようだった。

 ぶどうの房と葉をかたどったものもあれば、飛ぶ鳥たちや、駆ける獣たち、人、竜、炎や水をあらわしたものもあった。

「ここの石は、どこも、まるで奥に小さな灯がともっているようじゃな。」

 老人が呟いた。

 確かに、何もかもが石造りであるのに冷たさを感じないのは、乳白色の色合いの、何ともいえぬあたたかさのために違いなかった。

 星の娘は、近くの橋にのぼってみた。

 半分ほど渡ったところで立ち止まり、欄干に――そこには輝く月と星の意匠がほどこされていた――手を触れてみた。

 すると、わずかなぬくもりを感じるような気がした。

 見た目から受ける印象というのではなく、実際に、ほんの少しあたたかいのだ。

 星の娘がそのことを言おうとしたとき、橋の下を流れる川にのって、一艘のボートがあらわれた。

「お待たせいたしました。」

 仮面の男は、ボートが池にたどり着く前に急いで立ち上がり、転びそうになりながら岸に上がった。

 何もそんなに慌てる必要ありませんわ、と星の娘が言うよりも先に、

「さあ、どうぞ、こちらです。」

 と仮面の男は腕で示し、先に立って歩き始めた。

 欄干の精緻な細工に驚嘆しながらいくつもの橋を渡るうちに、星の娘は、手で触れる欄干が明らかにあたたかくなってきていることに気付いた。

 それだけではなく、進むにつれて、空気までもが暖かくなり、あたりに湯気が漂いはじめた。

 その湯気には、何ともゆったりとした、心の安らぐようなにおいがまじっていた。

「温泉ですかな?」

 老人が驚いたように言ったが、星の娘は、それがどういうものなのか知らなかった。

「はい。」

 仮面の男は歩きながら頷いたが、老人は少しも納得がいった様子ではなかった。

「わしらは、これから、二の女王陛下にお目にかかるのではありませんでしたかな?」

「その通りです。」

 仮面の男は、また頷いて言った。

「ここまでの長い旅路で、さぞお疲れになったことでしょう。
 二の女王陛下が、浴場でお待ちでいらっしゃいます。
 ゆったりとお湯をお使いになり、旅の疲れを取りながら、心ゆくまで陛下とお話しいただきたく存じます。」

「いや、それは、いかん。」

 老人は、慌ててかぶりを振った。

「この通りの年寄りとはいえ、わしは、男ですからな。
 女の方と一緒に風呂に入るなどということはできません。」



【庭の王国への旅36へと続く】

漁師アウローラ

2015年08月23日 23:57

 DSCF7148.jpg

 本日もアウトドアな大冒険(?)を繰り広げていたアウローラです!

 いつもは「山」が多いですが、今回は「川」。

 メンバーは、わたくしとジェイ先輩金剛山以来のミーシャ先輩(←帝国魔術学院のミーシャと髪形が似ているから)、そして、なんとジェイ先輩の母上でした!!

DSCF7156.jpg

 1時間くらいの川遊びで、「アユ」1尾と、「ゴリ」20尾をゲット!!

 ちなみにアユを捕まえたのはジェイ先輩の母上で、ゴリ20尾は全部わたくしが捕まえました☆

 当初は全員「アユ」狙いだったのですが、今回はちょっと川の水が多めで、コンディションが良くなかったようです……

 アイルビーバック!(←来年のリベンジを予定している) 

DSCF7159.jpg

 ゴリ。

 ……と、ジェイ先輩たちは呼んでいましたが、どうやらゴリというのは俗称で、何の魚をそう呼ぶかは、地方によって違うようですね。

 じゃあ結局こいつは何なんだ。(←あまり魚に詳しくないアウローラであった)

 吸盤? みたいなもので川底にはりつくようにして移動しているので、捕まえるのはけっこう楽でした☆

(水着にゴーグル装備で、川に顔をつけて探し、網をかぶせて捕るのです)

 ジェイ先輩に「ゴリコレクター!?」と呆れられつつ集めたゴリですが、食べられるかどうかイマイチ確信が持てなかった上に、10センチもないような小さな個体ばかりだったので、最後にはアユもろとも全部川へ戻しておきました。

 後で調べてみると、揚げて食べたり、出汁をとるのに使ったりできるとのことでした。

 今度はやってみましょうかね……(←ゴリ、来年は災難の予感)


 ちなみに、先日、あるテレビ番組で「アユはスイカの匂いがする」ということを言っていたので、本当かな? と思い、掴んで嗅いでみると、確かにそんな感じでした。

 そして「ある程度の流れがある川を徒歩で渡るならば、女性の場合、水位は膝下くらいまでが限界」と何かで読んだ記憶があり、本当かな? とやってみたら、これも本当でした。

 まあ「女性の場合」と言っても、個々人の体重や筋力によって違いはあるのでしょうが、わたくしの場合「あ、確かに、これ以上はアカン」と素直に感じました。

 転びこそしなかったものの、上げた足、踏み下ろす足が水流で押されて、思ったのと違う足取りになってしまい、よろめく場面が何度かありました。

 今回は、ちょっと下ったところが浅くなっている川で、安全を充分に確認しての水遊びでしたが、もしちょっと深い川でコケて流されでもしたら、まず立ち上がれないし、そのまま岩に頭がガツンといったらアウトです。

 やはり自然は「そちらさんが気ィ抜いとったら、いつでもタマぁ取らしてもらいまっせ」という、静かな迫力を持っているなあと感じた一日でした。

 でも楽しかった!!

 
 ――そんなこんなで、今回はアウトドアな感じの記事でした。

 下記事に拍手、ありがとうございました!(拝)

 また次回の記事で、お目にかかりましょう☆

やっぱり動くほうがいい!

2015年08月20日 22:30

 本日は業務の関係で、午前、午後と講演(?)を聴き続け……

 最後の方はもう突然立ち上がってラジオ体操をしたろかなと思うくらい腰(というか尻?)がダルかったアウローラです(笑)

 動き回って疲れるのと、じっとしていなくてはならず疲れるのとを比べるならば、わたくしは断然、動いて疲れたい派!

 肩もほぼ完治しましたし……☆

 
 ――は、そう、その肩が痛くて身動きがあまりできなかった間に、ふと思い立って、「小説家になろう」というなかなか大規模な小説投稿サイトに『帝国魔術学院!』を展示してみたのでした。

 以前、同志エウロスさんの作品にポイントをつけるためにユーザ登録だけしていたのを思い出し、この機会に(←肩を傷めて大きな動きができない……) せっかくなので発表もしてみよう! と考えたのです。 

 帝学! は、すでに完結している作品なので、そのままコピー&ペーストで展示もらくらく――かと、思いきや!!

 表記揺れや誤字を大量に発見し、うおおおおおおっ!? と打ち直すこと多数……!

 わたくしは自分の書いたものを、かなり読み返す方だと思っていたのですが、もはや、今までいったい何を見てたんだ!? というレベルです。

 これが「目が滑っていた」というやつなのか……(←ちょっと違うか……)

 書いている本人は「そう書いている」と思っていますから、読むときにも「そう書いてあるはず」と、無意識に補正をかけて読み流してしまうのですね……
 
 同じ文章でも、表示の形式が変わると、新鮮な見方で読み返すことができ、間違いを発見しやすいということが、あらためてよく分かりました。

 あと、これまでより多くの、不特定多数の方の目に触れる! という意識が強くなり、いっそう注意しながらチェックができるというか……

 今まで「気を抜いていた」ということでは決してないのですが、それでもやはり「気が抜けていた」部分があったのだなぁと反省しきりです。

 ターミナルに展示してあるバージョンは、文字数が多いためか管理画面が重く、修正作業が超絶ゆっくりになってしまうので、「小説家になろう」で全文を展示しきってから、それをもとに、順次、ターミナルの3番ゲートを修正――という、まわりくどい作業をする必要がありそうですよ……(汗)

 しかし、誤字脱字をそのままにはしておけないので、やらねばならぬのだ……!!
 
「小説家になろう」は、展示されている物語もものすごく多く、閲覧数や評価が数字でダイレクトに分かるのでどきどきものですが、わたくしは誰かが読んで下さっているというだけで舞い踊るというスタンスなので心は安らかなものです(笑)

 同志エウロスさんは、あの群雄割拠の中を斬り抜けていったということで、本当に凄いぞ……!!

 何事も、自分でやってみると、その大変さがよく分かるというものですね!
 
 
 ――まあ、そのようなわけで、本日のところはこのへんで☆

 下記事に拍手、ありがとうございました!!(拝)
 
 また次回の記事で、お目にかかりましょう☆

ヘリオスとギンコの植物日誌

2015年08月17日 22:13

ヘリオス「よう、ギンコ、久しぶりだな! 今日も珍しい植物の画像を持ってきたぜ!」

ギンコ「ああ、聞いたよ。アウローラさんたちと一緒に、伊吹山に登ってきたんだって?」

ヘ「おう。伊吹山は、滋賀県っつーところにある、標高1377mの山だ。
 独特な植物も生えてるってんで、登るのにもテンションが上がったぜ!」

ギ「アウローラさんは『異様に暑かった。』って言ってたけど……アンタは、大丈夫だったのかい?」

へ「あの人は暑がりで汗かきだからな……(汗) 
 だが高度が増すにつれて、気温はかなりマシになった。
 太陽がかくれたから、って理由も大きかったと思うが、霧も出て、肌寒いくらいの瞬間もあったぜ」

ギ「へぇ……やっぱ、平地との気温の違いも、独特な植生を生む理由のひとつなんだろうねえ」

DSCF6936.jpg

へ「えーとな、こいつは、イブキジャコウソウだ!」

ギ「ジャコウソウ? ――タイムかい? あの、ハーブのさ」

へ「おっと、ご名答だな。この植物は『日本のタイム』とも呼ばれるそうだぜ。
 誰が呼んでるのかは、知らねーけどな……(汗)
 アウローラさんが、花の香りをかごうとして顔を近づけた瞬間、
『あっ、えっ!? これタイムの香りがする!?
 てことは、これが噂のイブキジャコウソウじゃねーの!? スゲー!!』
 って、テンションだだ上がりだったもんで、一緒に登ったジェイ先輩は『?』って顔をしていた……」

ギ「アウローラさん……相変わらず、植物に目がないねぇ……」

DSCF6935.jpg

へ「これは……多分、クサフジってやつじゃねーかな? と思う」

ギ「マメの仲間かい? 葉っぱの感じがさ」

へ「おお、ソラマメ科だってよ。
 ……つか、蛾みてーなヤツとまってるじゃねーかよ……(汗)
 疲れてたからか? 撮ったときには全然、気がつかなかったぜ!」

DSCF6938.jpg

「ツリガネニンジン……か!?」

ギ「なんかさっきから、無責任なスクープ記事の見出しみたいになってるけど、大丈夫かい?」

へ「いや、仕方ねーだろ! 植物の同定は難しいんだよ!
 花がそっくりでも葉が違ってる……とか、姿がほぼ一緒なのに芽の出方が違う……とか、そんなのばっかでよぉ」
 
ギ「確かにね。
 どこを見ればいいのかを知らなきゃ、簡単には見わけがつかないのかもしれないねえ」

へ「奥が深いぜ、植物の世界は……」

DSCF6947.jpg

ギ「あー、これは知ってるよ、オニユリだろ?」

へ「甘いな、コオニユリってヤツかもしれねーぜ……(汗)
 オレには、見た目では全く違いが分からねーけどな!」

ギ「アウローラさんが庭の王国で遊んでた、オニユリさんって子は、こんな色の服を着てたんだねぇ」

へ「おう、オレも、その話は聞いてたからな。この花を見ると、ちょっと特別な気分になったぜ」

DSCF6943.jpg

DSCF6959.jpg

へ「えー、上がクガイソウで、下がルリトラノオだ」

「同じ花じゃんかよ」

へ「違うんだよ、それが……!
 オレたちも、通りすがりのおっちゃんに教えてもらって、やっと区別がついたんだがな。
 ほらよ、葉のつき方が、輪生対生になってるだろーが」

「……ホントだ!」

へ「よーく見ると、小さい花ひとつひとつのつくりも違うらしい」

ギ「いや、それにしても、このデザインは紛らわしすぎるんじゃないかい!?」

へ「デザインって言われてもなぁ……
 あと、ルリトラノオは、日本でもここだけにしか自生していないっつう、貴重な植物だぜ!
 頂上の山小屋で、ジェイ先輩がルリトラノオのバッジを買っていた」

ギ「バッジになってるのかい!?」

へ「記念に、ザックとかにつける人がいるんだろ。
 オレは、引っかけちまいそうだから、何もつけねー派だけどな……」

DSCF6962.jpg

へ「これは、ウバユリだってよ。
 一瞬、普通のユリか? と思ったんだが、なんか、全体にバサバサした感じでな」

ギ「ホントだね。……いや~、今回のは、どれも初めて見る植物ばっかりだったよ!」

へ「いろんな山に、固有の植物が生えてるんだな。
 いやぁ、最初は山登りとか意味が分からねぇと思ってたが、最近なかなか楽しくなってきたぜ!」

ギ「調子に乗って滑落とかいうことになんないように、気をつけて登りなよ……」

へ「肝に銘じるぜ。……おっ、そろそろ時間だ。じゃあ、またな!
 次は、お前の庭の取材にくるぜ!」

ギ「ああ、それじゃあね。
 皆、よかったら、また次回の記事も見ておくれよ!」

治ってきた!

2015年08月14日 22:09

 こんばんは、首と肩はだいぶ治ってきておりますアウローラです☆

 どれくらい治ってきたかというと、鎮痛剤と湿布なしで無事に眠ることができ、キッチンで大根をすり下ろすこともできちゃうというレベルです☆
 
 2、3日のあいだ、肩用の黒いコルセット(のようなものを)装着し、姿勢よく座る姿はまるで弓道の選手――という状態で安静にしていたのが良かったのでしょう☆

 ちょうど地上がお盆休暇の時期に突入してくれて、本当によかった――!(汗)

 
 そして本日、グランド・ギャラリーに、藺草さまより寄贈していただきましたカース・ブレイド捜査官の肖像を展示させていただきました~☆

 ボレアル君が、なにやら怖がっていたようですが……一体、何があったのでしょうね……?

 オーダーオフィスの物語も、すでにラストまでのセリフは全て決定しているという状況なので、庭の王国への旅から謎の老人氏とアストライアさんが帰還し次第、いつでも時空の確定作業に取り掛かることができます!

 がんばれ~!!(←あらゆる方面に対してエール)

 
 ――というわけで、本日のところはこのへんで。

 下記事に拍手、ありがとうございました!(拝)

 また次回の記事で、お目にかかりましょう☆

山から下りた後には……

2015年08月11日 20:07

 あまりにも左肩が痛く、業務の現場でからくり人形みたいな動きをしていたら、ボスに「今すぐ休暇をとって医者に行け」と言われましたアウローラです(笑)

 検査の結果、骨には異常はなく、多分僧帽筋を傷めたのだろうということでした!

 僧帽筋……マッスル関係の人にしか縁のないフレーズだと思っていたよ……

 新たに処方された鎮痛剤と湿布のおかげで、夜、ぐっすり眠れるようになって有り難いです!

 しかも、冷やしたほうがいいのかと思ったら「この場合は温めたほうがいい! 冷えはよくない!」だそうで、思い込みで素人療法をするより、できるだけはやくプロの判断を仰ぐべきだな! と思いました。(←すでにけっこう冷やしてた・笑)

 エレファーナさま、お見舞いメッセージありがとうございます!(拝)

 肩は……大変ですね……!(←実感)

 片方傷めると、もう一方を動かしても痛いのですねっ! 恐ろしい! 

 とりあえず安静が一番の薬だそうなので、なるべく痛みのない姿勢でそろりそろりと行動しようと思います☆

 エレファーナさまも、できるだけお大事になさって下さい……!


 と、話題は変わって、山登りの後、わたくしたちがどうしていたかという話に―― 

DSCF6963.jpg

「トヨヒサ シマヅ…… うーん
 あ、
 バトルオブセキガハラ
 1600年」
 平野耕太『ドリフターズ 4』よりサンジェルミ伯のセリフ

 ――というわけで、関ヶ原!!

 なんでまた関ヶ原? というと、伊吹山からバスで下った、その終点が関ヶ原駅前だったからです(笑)

 日本史でもこのあたりの話が好きな方にはたまらないポイントだと思いますが、わたくしは日本史に限って言えば圧倒的に伊達政宗公のファンなので、彼が活躍しない関ヶ原は完全にスルーしてしまいました……

 何より、暑すぎた!!!

 伊吹山から一気に「下界」に降りてきたために、特に強くそう感じたのかもしれませんが、もう絶対に外を歩きたくないレベルの暑さでした。

 そんなわけで関ヶ原散策はあきらめ、電車とタクシーを駆使して銭湯に向かい、汗を流してさっぱりし、薬草風呂にゆっくりつかって疲れをとってから――

DSCF6965.jpg

 しばし電車に揺られ、「安土」駅からレンタサイクルで爆走すること10~15分。

 そう、ここは安土城址!

 かの名高き信長公が建てさせた、当時の常識をことごとくブッ飛ばす伝説の城です!

 ジェイ先輩が、以前、安土城の築城を題材にした映画を見たことがあるらしく――『火天の城』というやつでしょうか?――「近くだし、ついでに行きたい!」 と仰ったことから、今回の旅のコースに組み込まれたのです☆

 ちなみに、今は「城」の建物は全く残っておらず、石垣があるのみです。

DSCF6977.jpg

DSCF6981.jpg

 いや、でも……スゲーぞコレ!?

 何しろ「それまでの日本に、こういう建造物は、なかった」のですから。

 長い石段を登っていくにつれ、信長公は本当に「ド外れた」人だったのだなぁという驚きというか、畏怖の念が湧いてきました。
 
DSCF6985.jpg

 お地蔵様(?) 埋まってるし……!(汗)

 しかも、この一ヶ所だけではないのです。

 復元された天主(←安土城では「天守」をこう書く)の内部には、仏教にまつわる障壁画がたくさん描かれていましたが――

 信長公……信仰心があるのかないのか、どっち!?

 むしろ、全てが「ファッション」というか、訪れた人をびっくりさせる「アトラクション」的な感覚だったのでしょうか?

DSCF6990.jpg

 有名な森蘭丸くんの家の跡? の看板がありました。

 上に小さく「傳」(=伝)とあるのが、ご愛嬌(笑)

「~だと、言われてます!」ということですね☆ 

DSCF6991.jpg

 デカい石が威圧感をかもし出す「黒金門跡」を通り抜け、さらに登って、登って……

DSCF7004.jpg

 建物は残ってませんが、天主の跡!

 今でも、ちょっとしたビルが建ちそうですよ。

DSCF7007.jpg

 景色が最高!(←手前の木が邪魔・笑)

 建物の上からならば、さらに視点は高くなるわけで、当時の感覚からいうともはや「神の視点」レベルだったのではないかと!

 さて、興奮しつつ、順路の通りに下っていくと……

DSCF7013.jpg

 城郭の内部に、摠見寺(そうけんじ)というお寺の建物の跡があり、そこからの景色も最高でした!

 ちなみに「三重塔」と「二王門」が当時のままに残っており、重要文化財だそうですよ☆

 静かにたたずむ三重塔……カッコ良かった!

DSCF7023.jpg

 順路をとことこ歩いていくと、やがて「伝・羽柴秀吉邸跡」に出てきます。

 野面積みの石垣……やはり、カッコいい!!

 これを重機なしで組んだのですから、むしろ今よりスゴくねーか!? と思います。

DSCF7032.jpg

 ふと気付くと狙われてました(笑)

 安土城址の後に「安土城考古博物館」「安土城天主信長の館」「安土城郭資料館」と回りまくったのですが、これはそのうちの「安土城考古博物館」での一幕でした……

 最初、気付かなかったので、一瞬軽くヒヤッとしました(笑)

 戦の場面だったら、完全にアウトですね!

 どの施設も、それぞれにたいへん興味深い展示があったので、皆さまも、機会があればぜひ訪れてみてください☆


 ――と・いうわけで、今回のところはこのへんで!

 下記事に拍手、ありがとうございました☆(拝)

 また次回の記事で、お目にかかりましょう~!

アウローラ、妄想の旅

2015年08月10日 00:05

 うぐぐぐぐぐ左肩および首筋が痛い……(←寝違えた)

 どれくらい痛いかというと、鎮痛剤を飲まなければ、痛くて夜眠ることができなかったくらいです。

 でも飲んだら眠れたので良しとしよう! (←そうか?)

 数日前に正岡子規先生の『墨汁一滴』と『病牀六尺』を読み返していたので、現代の鎮痛剤の優秀さと、痛みと戦いながら死の2日前まで連載を続けた子規先生の「ものを書く根性」の凄まじさにあらためて感服したアウローラでした。


 ――さて、下記事でヘリオスくんが語ってくれている通り、わたくしたちは伊吹山に登って参りました☆

 途中、あまりにも暑かったので、登りながら、思わず色々な妄想がもわもわと……

 要するに暑さから現実逃避していたわけですが、状況が状況だけに、妄想の中身もその影響を受けておりました。


妄想その① 『後藤隊長と南雲隊長、山に登る』

 いきなりの弐次話ですが、言わずと知れた『パトレイバー』の後藤喜一隊長と南雲しのぶ隊長が、もしも一緒に山登りをしたら……という妄想。

 パトレイバーを知らない方には「何のこっちゃ」な話ですが。

 さて、舞台は、山の8合目付近―― (←実際に妄想していたのは5合目付近においてでしたが)

南(まずい 喉が渇いてきたわ……
  さっき、最後の水を飲んでしまったし……
  予想よりも気温が高かったせいで、水の消費が激しくなりすぎたのね……)

後「ふー……暑い……
  おじさんには辛いよ、これは」

南(後藤さんだって、さっき、3本目のボトルを空けていたから、もう水は残ってないはず……
  あと補給ができる場所は、山頂の山小屋しかないわ……
  こうなったら、一刻もはやく登り切ってしまわないと……)

後「いや、暑いねー……
  ねえしのぶさん、ここらでちょっと休憩していかない?」

南「いえ、休まず行きましょう。あと30分もすれば山頂よ」

後「えー……でも、無理して体調悪くなったら、後が大変だしさあ。
  俺、さっきからもう足がパンパンで」

南「――仕方ないわね! ほんの小休止よ」

後「はいはい。……あ、よっこいせっと。まあ、しのぶさんも座って座って」

南「私は平気です」

後「まあ、そう言わずにさ。……はい、これ」(←荷物から200ml入りペットボトルを出す)

南「えっ……」

後「しのぶさん、顔赤いよ。さっき、最後の水飲んじゃったでしょ。
  水分は適宜、補給しましょう」

南「でも……後藤さんだって、もう水、ないでしょう? 貰えないわ」

後 (にやっと笑って、もう一本出す)

南「えっ、2本……最初から、私のぶんまで……?」

後「ま、非常用というか、ね。
  何かあったときに、自分を助けられないのも、しのぶさんを助けられないのも、カッコ悪いからさぁ。
  山頂で間違いなく補給はできるんだから、遠慮なく飲んじゃって。
  ていうか、そもそもあと1本は要ったってことだよね。
  あー、読みが甘かった。山をなめてました」

南「……………………」

後「――さてと。給水も済んだところで、残りのひと登り、がんばりますか!」


 ――という妄想でした!

 そもそも後藤隊長は山に登らないと思いますけどね。(←仮に登ることがあるとしても、ドライブウェイ派だと思う) 

「何かあったときに~」のくだりは、後藤隊長がこんなことを言ったらますますカッコいいな! という妄想の産物だったのですが、500ml入りじゃなくて200ml入りな辺りに、水を確保することと荷物を軽くすることのバランスの難しさを表現してみました。

 「念のため、念のため」で要らないものまでザックに詰め込んで登っては、無駄に荷が重くなって行動が遅くなり、体力も削られ、余計に危険な状態になってしまいますからね。

 必要なモノを、必要な分だけ――

 う~ん、奥が深いです!(←実感)

 
妄想② 『ラケダイモンにおける少年たちの行軍訓練』

 今回登場するのは、2番ゲート『スパルティアタイ』のレオニダス隊長――ではなく、隊長のライバル(だと本人は強く意識している)ディオクレスさん。

 彼がまだ若者だったころ、年下の少年たちを率いて、長距離行軍の訓練中――

 ほとんど一日中、歩き続け、一同は疲労困憊。

 しかも途中に水場はなく、日射しはきつく、少年たちは渇きに苦しめられるのであった……

ディ「貴様ら、何をしている!?
   次の補給地まで、あと50スタディオンはあるのだぞ! 立て!」(←ちなみに1スタディオンは約180m)

少年「……も、もう……無理です、歩けません……」

ディ「何だと!? 貴様、それでもラケダイモンの男か!
   ここで俺にくびり殺されるか、立って進むか、どちらにする!」

少年「喉が……渇いて……もう、体が……」

ディ「馬鹿が! 配分を考えずに水を飲むからだ!
  戦場で、退却する敵は、あらゆる泉、川、井戸に死体や糞尿を投げ入れていくのだぞ。
  それを見越して水の確保をしておかなくては、敵を殺す前に自分が干上がることになるんだ。
  今の貴様らのようにな!」

少年「……うう……」

ディ「何を泣いている? 水を無駄にする余裕があるのか?
  ――いいだろう。これより進路を変更する。
  20スタディオン追加だ!」

少年「そんな……!」
   「もう無理です……どうか……」

ディ「黙れ! 立て、歩け! 今から、あの丘を越える。
  途中で倒れる軟弱者は、置き捨てていくからな!」

 そこからしばらくの道のりは、後に少年たちのあいだで「地獄の10スタディオン」として長く語り継がれることになった。

 倒れそうになる仲間を支え、引きずり、喘ぎながら丘をふたつ越えた先には、きらめく泉が湧いていた。

 少年たちはしばし絶句して、幻でも見ているかのようにそのきらめきを凝視し、それから一斉にディオクレスを見た。

ディ「何だ、貴様ら、その物欲しそうなツラは!?
  目の前に補給の機会が転がっているのに、人の顔色を窺っている暇があるのか!?
  とっとと革袋を満杯にしろ、馬鹿ども!
  ここから走って引き返し、遅れを取り戻す!」

 ――次の瞬間、全員が泉に猛ダッシュ!

ディ「馬鹿者! 真水ばかりがぶ飲みするな、死ぬぞ! 岩塩を一舐めしておけ!」  

 ――こうして少年たちはどうにか無事に、次の補給地までたどり着くことができたのでした。

 ディオクレスさん……意外と優しいですね☆(←そうか?)  

ディ「ふん! 渇きの恐怖というものを、よく体に叩き込んでおくんだな。
   水場の位置もろくに知らんようでは、長距離の移動はできんということもなっ!」


 ――以上、伊吹山から、アウローラによる謎の妄想劇場をお送りしました☆

 キーワードは「暑さ」と「水」ですね!!(←そのままである)

 登山をするためには、エネルギー源として糖質をとっておくことが不可欠ですが、どうも、妄想により脳で余計な糖分を消費しているような気がするアウローラでした。

 というか、山に登りながらこんなことを考えているのは、わたくしくらいなものでしょう……(多分)


 薬草風呂や安土城祉についてのレポートは、また次回に!

 下記事に拍手、ありがとうございました☆(拝)

 また次回の記事で、お目にかかりましょう~!!  



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。