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山頂への道 ~伊吹山 2~

2016年08月13日 18:56

アウローラ「と・いうわけで! なんと去年に続き、今年も行ってまいりましたっ!!」

ヘリオス「今回のメンバーもアウローラさん・ジェイ先輩・そしてオレだ!」

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ア「登山口。ここから、コースタイム(山と高原地図に書いてある目安のタイム)で3時間50分、私たちのペースでは休憩込み・ジャスト4時間の登りが始まります!」

へ「よく考えたら、4時間かけて坂道を登り続けるって、山登りに興味ない人からしたらアホの所業だよな。」

ア「まあ私も4時間かけて数学の問題を解き続ける……とか聞いたら苦行者の人かな? と思いますけどね。
 楽しいことなら、大丈夫! 以下の記事で、何が楽しいかを紹介させていただきますよ~」

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ア「はい、出ました、地獄の1~2合目間!

「楽しさを紹介するんじゃなかったのかよ!!」

ア「いやいや、大丈夫。地獄だったのは去年の話。なぜなら死ぬほど暑かったからです!
 木立がなく、まともに照りつける太陽! だらだらした登り坂! 去年は本当にここで死ぬかと思いました。
 しかし今年は大丈夫! なぜなら、夕方から登ったからです☆」

へ「去年があまりにも暑かったんで、今年は夕方~夜にかけて登ることに決めてたんだよな。
 オレたち史上初の、日没後の行動だ!
 まず、この山は道の分岐がほぼ無く、道迷いの危険が少ない。
 そして、5合目以降は木立がなく、見通しがいい。
 最後に何よりも、過去に登ったことがあって、道の様子や距離感が分かっている」

ア「初めての道を夜に歩くのは、危険が大きすぎますからね~。
 特に、分岐の件はデカいです。晴れた日中でも間違えることがあるくらいですから。闇の中で道や表示を見落としたら、遭難まっしぐらですからね……」

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へ「日が暮れた!」

ア「この瞬間の空の色、大好きなんです。私の写真の腕前では、なかなか本当の美しさが再現されないんですけどね……」

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へ「これは……6、7合目で撮ったんだったか? 木立がないから、下の夜景がくっきり見えるぜ!」

ア「もっと後になると、どんどん夜景の美しさが増してきました。
 これも写真では伝えられないんですが、コンクリートの放熱のためか、光がチラチラまたたいて、すごく綺麗でした!」

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へ「先頭を行くジェイ先輩の勇姿」

ア「おお……! というか、この後、道の真ん中で小さなマムシと遭遇したり、真横でシカが『キャアッ!!』と鳴いて全員で飛び上がったり、ウサギと遭遇したり、本当にいろいろありましたよね」

へ「ジェイ先輩がマムシを踏む前に気付いて、本当によかったぜ!
 茂みには絶対入らないよう気をつけてたが、道の真ん中にいる場合もあるんだな。
 皆も、気をつけろ……!」

ア「月明かりがあると意外と明るくて歩ける場合もありますが、細かいことを見落とさないためにも、ヘッドランプは絶対つけておくべき! と実感しましたね~。
 あと、人間の存在を知らせるために、いちおうもつけて歩きました」

へ「シカとかがうっかり突進してきたらヤベーもんなぁ……(汗)」

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ア「無事、山小屋に到着。夕食をいただいてから、入念にストレッチとマッサージをしておきました!」

へ「山なのに、普通の飯が食える。ありがたい話だよなぁ! 美味かったぜ!」

ア「その後、小屋の外に出て、ウワサの流星群を観測! まわりに雲もかかってましたけど、ギリギリ晴れているところもあって星は見え、私は6コくらい、流れ星を見られました☆

へ「オレもだ! スゲーでかい流れ星がひとつあって、その時は周りで見てた人たちからも歓声があがってたな。
 さて、星を見たら、明日に備えて即・就寝だ!」

ア「この時点で22時くらいでしたよね。翌日は4時半に起きてご来光を見る予定!」

へ「寝るときは基本、赤の他人とひとつ部屋で雑魚寝だ! だが全員疲れているのですぐ眠れる」

ア「そうですか……私は暑くてなかなか寝付けませんでしたよ……」

へ「山で暑くて寝られないってどんなんだよ!?」


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「朝です!!」

「暗闇じゃねーか!!」

ア「4時半過ぎ……まだ太陽が昇っていないのと、山頂を覆う濃霧のために、ランプがなければ小屋の位置も分からない有様!」

へ「ランプの右横……スゲーぼんやり、黒い人影が……」

ア「あ、それはジェイ先輩です」

へ「異星人の襲来みてーになっちゃってるよ、オイ!」

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ア「ちょっとマシになってきました☆」

「もはやご来光どころじゃねーよな。」

ア「でもこれはこれで面白かったですよね! 何より、涼しいし☆」

へ「ジェイ先輩がレインウエアの上着まで来て完全防備なのに、アウローラさんは薄手の長袖一枚でうろうろしてたもんな……」

ア「とにかく暑がりなのですよ!!」

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へ「さらに明るくなってきた! この青色、幻想的だったなぁ」

ア「なんとこの時、キツネを見ました! その時、キツネの存在に気付いていたのは、多分私たちだけだったと思いますよ」

へ「マムシにシカ、ウサギ、キツネ……生物と遭遇しすぎだぜ……(汗)」

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ア「朝食まで、山頂にある『花畑』を散策! 露を帯びた花々はどれも本当に美しく……感動です!」

へ「コオニユリ、ルリトラノオ、シモツケソウだ!
 ルリトラノオは、この山にしか自生してないっつう、貴重な花なんだぜ! 花の色と、葉っぱが対生になってるところが見分けるポイントだ」

ア「おっ、去年の知識が生かされてますね~!」

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「天空の城……!」

へ「この後、サーッと雲が晴れて――となりゃあ、まんまだったんだけどな。下山まで、視界が晴れることはなかった」

ア「でもあの霧が、独自の植生を生んでるだと思いますよ。それにミストで涼しく、本当に快適!
 歩いていると、微細な水滴で髪がしっとり湿るくらいの潤い感! 素晴らしい……!」

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へ「名残惜しいが、飯を食ったら下山だ! 気温が上がる前に下山しねーと、アウローラさんが暑さで死ぬ

ア「その通り! うっすらと姿を現した街に向かって、ひたすら下っていきます! 結果から言うと、帰りも4時間かかりました

へ「まあ、焦らず、安全第一ってことでな……!」

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ア「途中で振り向いて撮った一枚。また来ますからね~!!」

へ「下山したあとはお待ちかね、近くの温泉施設で汗を流す! この瞬間がまた、清々しくて最高なんだよなぁ!」

ア「お年寄りから小さい子まで、いろんな肩が登ってましたね! それだけ皆に愛される山ということなのでしょう。
 でも、ちょっと気になったのは小学校低学年かな? みたいな子が親御さんに連れられて登ってる光景……
 その子、完全に顔が死んでたので『登山が大嫌いになってなきゃいいが……』と、ちょっと心配になりました」

へ「4時間だからなぁ(汗) 空身でも、体力なけりゃ厳しいだろ……」

ア「すげー活き活きと『オッシャアー行くぜ! 我に続けー! おっ、バッタがいるぜヒャッホー!』みたいに輝いてる子もいたので、子供を連れて来るなってことではないです、もちろん。
 むしろ、その子が山や自然が大好きなら、どんどん連れてきてあげるといいでしょう!
 ただ、合ってない子を無理に連れてくると、友人Mの二の舞になりそうでね……」

へ「友人M……って、あの、アウローラさんの地上の友達か?」

ア「彼女は『二度と山登りはしねェ!』と固く決意しているそうで……その理由が、子供のころ、アウトドアがそんなに好きじゃないのに、父上に何度もキャンプや登山に連れていかれて、大嫌いになったと。
『金をもらっても、もう二度と山には行かねえ』と固い決意で述べていました……」

へ「ああ……」

ア「まあ、人間は、自分にとって楽しいと思えることをするのが一番ということですよ……
 もし『向き不向きをみるために最初の一回目を試す』ということであれば、1時間とかの軽めのコースがいいでしょうね!」

へ「徐々にだったら、楽しいと思えるかもしれねぇもんな! 自信もつくだろうし」

ア「――ま、それはさておき、私たちは次の山の計画を立てなければ!
 次は……秋??」

へ「そうだな……アウローラさんたちの地上の業務次第ってところもあるが(汗) また登ろうぜ!
 ジェイ先輩とも相談して、決まったら教えてくれ」

ア「OKです! またぜひ行きましょう☆
 ――ここまで読んでくださった皆さま、ありがとうございました!(拝)」

へ「下記事に拍手も、ありがとよ。じゃ、また山の記事で会おうぜっ!」
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山頂への道 ~布引ハーブ園から市ヶ原~

2016年05月08日 23:39

アウローラ「こちらのシリーズでは、お久しぶりでございます!(拝)

ヘリオス「アウローラさんも、前記事の生駒山以来、山には行ってなかったんだよな。
 もう、半年くらい経ってるじゃねーかよ! オレなんか、そのもっと前から登ってなかったんだぞ!」

アウローラ「地上の業務が忙しかったり、色々とあったもので……ほんと、久々の山歩きでしたよね~!
 なので、慣れたルートで軽めに行こう! という判断のもと、今回は六甲の布引の滝~ハーブ園~市ヶ原というルートになりました。
 天候にも恵まれ、すごく楽しかったですね☆ 
 メンバーはいつもの、わたくし、ジェイ先輩、そしてヘリオス君!」 

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ア「もはやおなじみの感がある、布引の滝・雄滝。
 何か、ここに来るたびに懐かしさすら覚えます……」

ヘ「ここからじゃほとんど分からねーが、実は、上の道からこの場所を見降ろすことができるんだよな。
 上からは下が見えるんだが、下から見上げても、どこに上の道があるのか、よく分からねえ!」

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「ヘルム峡谷の角笛城!」

へ「いや、布引ダムの五本松堰堤だ。」

ア「あの上にエルフの兵士たちがすらりと並んで、弓を……」

へ「それじゃオレたちは討ち死に確定じゃねーかよ!!」

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ア「ダム横の、満開のツツジ! 蜜の甘い香りが漂っておりましたね~☆」

へ「ガキの頃、よく学校でこの花をむしって蜜を吸って、怒られたもんだ……(遠い目)」

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へ「布引ダムの水面と、その向こうの山だ。肉眼で見ると、もっときれいなんだがなぁ」

ア「風景を実物と同じように、あるいはもっと美しく撮るためには、特殊な技術が必要になってきますよね!
 カメラマンさんを尊敬します!」

へ「機材も、それなりにイイやつを使ってるんだろうしな!」

ア「――で、ここまではおなじみのルートだったんですけど、ここからどうやってハーブ園に行くのか、これまで知らなかったんですよね~。
 実はダムの横にめっちゃ急な階段があって、その上に小さな祠があるんですけど、その左隣に、細い階段が……」

へ「あの祠、一度参拝したことがあったのに、その時は全然、気付かなかったよな!
 とにかく、ダムから10~15分ほど登れば、すぐにハーブ園の『風の丘中間駅』の入り口に着く」 

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ア「風の丘。ちょうど、キンセンカがきれいに咲いていましたよ~!
 奥のロープウェーは、いつもハーブ園に来るときに使ってたんですけど、今度からは歩いて登れます☆
 強風で運休になっても、これで大丈夫!」

へ「どんな備えだよ……」

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ア「ハーブ園全体が南向きの斜面にありますから、神戸の港が望めます☆」

へ「日照条件もいいし、確かに、ハーブを育てるには向いてる土地だな!」

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「ここに住みたい……」

へ「落ち着けアウローラさん! 多分、草むしりと水やりで死ぬぞ!!」

ア「スプリンクラー……(ブツブツ)
 あ、今回は、ハーブ園内を『登って』てっぺんの広場まで行きました。
 広場ではお土産を買い、持ってきた昼ご飯を食べ、ビールを楽しみ……☆」

へ「『香りの館』で水蒸気蒸留法で使う『蘭引(ランビキ)』っつう器具を見たり、乳香や没薬の香りを楽しんだりしたな。
 ちなみに蘭引は、昔、焼酎を作る時にも使われてたらしいぜ!」

ア「あ、なるほど、蒸留するための器具だからか……
 ――で、『香りの館』の裏から、再び登山道に出ます!」

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へ「登山道の脇に生えてた、謎の花だな」

ア「何ていう花なんでしょうね! 初めて見る、きれいな青い花でしたよ」

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へ「木の陰にひそむアウローラさん。」

「森の妖精!」

へ「どっちかっつーと、妖怪じゃねーのか……(汗)」

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へ「ぐるっと歩いて市ヶ原に出て、そこの河原で、アウローラさんがカナヘビを捕まえていた。

ア「可愛いですよね~☆ つぶらな目がたまりません☆」

へ「『あ! カナヘビッ!』て叫んで、ニンジャみてーに跳んで捕まえてたな……
 近くにいたガキどもがびっくりしてたぞ……」

ア「見たか、これぞ大人の実力!

へ「いや……うん……」

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へ「市ヶ原の河原には、ネコもいた!」

ア「どこから来たんでしょうね? 人懐っこいニャーさんでしたよ☆」

へ「川の対岸からこいつを発見したアウローラさんは、急いで近づこうとして飛び石の上で滑り、片足を川に突っ込みかけていた。

ア「ちょっと靴下が湿っただけなので、ギリギリセーフでしょう!」

へ「いや、アウトだ! 山で捻挫でもしてみろ、シャレにならねーよ!
 それに冬なら、濡れは凍傷にも繋がるんだぜ!」

ア「うう……以後気をつけます(汗) 山でネコを見るという自分の中で珍しい事態に浮かれました……」


へ「ま、結果的には怪我もなく、無事下山できたな!」

ア「登り始めてから下りてくるまで、およそ5時間半の行動でした。
 そのあいだにハーブ園でくつろいでる時間もありましたから、歩行時間としては、そこまで長くなかったですね。
 おかげで久々の山歩きだったにも関わらず、筋肉痛もほぼなく、爽やかなものです☆」

へ「その日のうちにしっかりマッサージとストレッチをしといたのも大きかったと思うぜ。
 ――じゃ、また次の山行きが決まったら呼んでくれ!」

ア「もちろん! こういう気軽な山歩きの機会も、もっと増やしていきたいものです。
 では皆さま、また次回の記事で、お目にかかりましょう~!(拝)」

山頂への道 ~生駒山~

2015年09月23日 18:01

ヘリオス「よう! 珍しく『山頂への道』2連投だぜ。
 今回の行き先は、大阪と奈良の境にある生駒山だ!
 ま、前回の大台ケ原に続き、今回も、オレは登ってねーんだけどな(汗)

アウローラ「すみませんね~ヘリオスくん……
 何しろ今回は、地上の業務の同僚たちとのツアーでしたからね!
 ヘリオスくんが交じったら『誰……?』ってことになってしまうので(笑)」

ヘリオス「まあな……ともかく、画像を使って報告してくれよ」

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ア「えー、今回のメンバーは、当初は、わたくしを入れて5人!」

へ「当初は、ってのは……?」

ア「前にチラッと言っていた、後から自転車で合流なさる方が1名……ということです。
 この画像は、石切駅からとことこ歩いて、辻子谷の水車を越え、住宅地から山に入ってきたかな~、という辺りですよ。
 住宅地から、すでになかなかの坂道で、住んでいる方は大変だな! と思いました」

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ア「噂のマル

「どんな噂だ!?」

ア「いや、歩いてる最中に、熱い議論が交わされてまして……
 『このマルは、いったいどうやってつけられたものなのか!?』という」

へ「はぁ? そんなもん、マルがいっぱいついたデカいローラーみたいなヤツを、ごろごろ転がしてだな……」

ア「では、その作業をした人間、ないし車輌の足跡はどこに――?」

へ「……アレ!?」

ア「しかも、このマル、単に規則的に並んでいるのかと思ったら、そうじゃないんですよ!
 隅のほう、道幅のがたつきにあわせて、マルの間隔が微妙に調整されてるところがあるんです……」

へ「何ッ!? てことは――」

ア「手作業か? という説も出まして……
 結論は、いまだ出ておりません……」

へ「なんか地味にスゲー気になる話だなオイ!」 

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ア「途中のお寺に掲示されていた貼り紙です……確信が凄い

へ「決して……って、マジで、スゲー自信だな!?
 さすがに、ときどきは外出することくらいあるだろ……?」

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ア「さらに、じゃんじゃか登りまくり……生駒山上遊園地に到着!」

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へ「あ!? 奥に見えてんのは、三角点か……!?」

ア「遊園地の、汽車ポッポの乗り物の敷地内にありました(笑)」

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ア「遊園地から、怒涛の下りで、暗峠(くらがりとうげ)へ!
 すえひろ茶屋さんで昼食です。
 カレードリアがめちゃくちゃ美味しかったです☆」

へ「うお~! オレも喰いたかった!!」

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ア「奥に見えている道を、ずっと下ってきたのですよ」

へ「多くの人に踏み固められてできた道、って感じだな」

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「『ぼくらの広場』というところから、大阪平野を一望のもとに見下ろす絶景!」

へ「おおっ! ――つーか、今回もスゲー天気が良くて、良かったなぁ」

ア「そうなのですよ~。しかも、夏場ほどは暑すぎず……
 わたくしでさえも、水分がペットボトル1本で足りましたからね。
 まあ、茶屋で、食事と一緒にけっこう水を飲んでのことですけど」

へ「さすがに、地上は秋の気候か……
 つーか、水、1本しか持っていかなかったのか?」

ア「いえいえ、ちゃんと2本持っていましたよ!
 『夏場は1.5L強、それ以外でも最低1L』がわたくしの携行する目安の量です。
 足りなければ脱水、遭難の恐れがありますけど、余ったら余ったで、体力をつけるためのバラストと考えればいいですし」

へ「備えあれば、憂いなしってヤツだな!」

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ア「千光寺前にて、無事に自転車の方と合流!
 山頂での合流は、さすがに『心が折れる』と断念されたそうです……(笑)
 自転車は競技用の立派なヤツでしたよ! 靴底をペダルに固定してこぐという――」

へ「固定しちまったら、どーやって降りるんだよ!?」

ア「なんか、外側にグッてやったら外れるそうです」

へ「慣れるまでは、停車時の転倒事故が相次ぎそうだな……(汗)」

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ア「合流したら、みんな揃ってさらに歩き――自転車の方は走り――音の花温泉へ!
 いつもの水風呂アイシング&露天風呂を往復するコースですっかり脚の疲れも取れ、ビールが美味しかったです☆
 画像は、山からずっと帽子につけていたススキの穂」

へ「中世の旅人っぽいな……(汗)」

ア「ちなみに歩きメンバーは、ここからそれぞれ電車に乗って帰りましたが、自転車の方はさらにどこかへ走って行かれました――

へ「温泉の後に走るってのも、スゲーな!?」

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ア「そして! 今回のツアーで発見した、何だかまったく分からない植物!
 ピンクの花? 萼? のなかに、実のようなものがあって、それが青いという不思議な姿です!」

へ「うおお! 初めて見たぜ! 何だこりゃ?」

ア「山上遊園地に上がる少し手前で見たんですけど、誰も正体が分からず……
 検索をかけてみたのですが、やはり見つからないのですよね~。
 どなたか、こいつの正体がお分かりになる方、いらっしゃいましたらぜひ御一報を~!!

へ「他にもあれこれ、植物の画像があるみてーだな。
 そっちは、オレがギンコのところに持っていっておくぜ!」

ア「よろしく頼みます。
 今度の休暇には、一緒に山に行きましょうね!」

へ「おう、もちろんだ!」

ア「それでは皆様、今回のところはこのへんで☆
 下記事に拍手、ありがとうございました~!(拝)
 また次回の記事で、お目にかかりましょう!」

山頂への道 ~大台ケ原へ!~

2015年09月21日 13:16

ヘリオス「……つーか、今回、オレは同行してねぇけどな」

アウローラ「そうですね! ちょっと都合が合わず……
 今回のメンバーは、わたくし、いつものジェイ先輩、ジェイ先輩のお友達であるミーシャ先輩、そして初参加のマーシャさんの4人です!」

へ「なんか増えてるぞ!? 誰だ、マーシャさんって!?」

ア「実は今回、ミーシャ先輩が、妹さんのひとりを誘って下さったのです☆
 山の仲間がまた一人、増えました!」

へ「ミーシャ先輩の妹で、マーシャさんか……
 まあ、ムーシャ、メーシャ、モーシャのどれもしっくり来ない感じだからな、女の名前として……」

ア「あと一人の妹さんも来るようになったら、どんなあだ名にすればいいものやら……」

へ「いや、それは今の時点ではどうでもいいけどよ……」

ア「そんなわけで、今回は女4人旅。
 行き先は、かの名高き吉野熊野国立公園『大台ケ原』です!
 日本全土の中でも、屋久島と並んで『雨が多い』地域として知られている場所ですよ」

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ア「大台ケ原の駐車場から歩き始めて15~20分。熊野灘が見えました☆」

へ「快晴だなオイ! 雨が多いんじゃなかったのかよ?」

ア「この日は、本当に天候に恵まれましてね~。
 わたくしは大台ケ原は初めてだったのですが、先輩たちは何度か来たことがあるそうで、全部霧か雨だったと仰っていました」

へ「これがまさしくビギナーズラックってヤツだな……(汗)」

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ア「日出ヶ岳の展望台から、雲海を見下ろしています!」

へ「うお~! オレも行きたかった!!」

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ア「もう、紅葉が始まっていましたよ」

へ「青空とのコントラストがイイ感じだな!」

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へ「あ~、あの有名な、立ち枯れてる木がたくさんある所だな?」

ア「ええ、正木峠というそうですよ。
 わたくしも、この姿こそがthe・大台ケ原! というイメージを持っていたのですが――
 かつて、この辺り一帯は、木々が生い茂り、地面はコケのじゅうたんに覆われた、シシ神の森のようなところだったそうです」

へ「え! 昔からこんな景色だったんじゃねえのか?」

ア「1959年の伊勢湾台風によって、木々が吹き倒されてしまい、こうなったそうです。
 木々が倒れたために日陰がなくなり、コケが枯れてしまい、その後に、ササが生い茂り……
 そのササを食べる鹿が増え、森は今、危機に瀕しているそうですよ」

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ア「ジェイ先輩と、マーシャさんです。
 広大で明るくて、美しい景色ですよね。
 でも、この景色は、移り変わりゆく生態系の様子そのものなのです」
 
へ「そう思って見ると、なんかこう、複雑なもんがあるな……」

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ア「さらに、とっとことっとこ歩きます!
 見晴らしのいい笹の草原を抜けて――」

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へ「いきなり断崖絶壁じゃねーかよ!」

ア「大蛇ぐら(←漢字が出ませんでした……)という、崖から突き出た巨岩です。
 けっこう賑わっていて、人とすれ違うとき、ハラハラしましたね~。
 譲り合わないと危険です。鎖を越えて落ちたらジ・エンドですから」 

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「転げ落ちそうで怖ぇよ」

ア「上の画像で水色のシャツを着ているのがわたくし、下の画像で写されているのがミーシャ先輩、写しているのがマーシャさんですよ」

へ「マーシャさん、あんなデケーもんを荷物の中に入れてきてたのか……(汗)」

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ア「大蛇ぐらの近くの分岐まで引き返し、お弁当を食べてから、ずんずん歩いてシオカラ谷へ。
 川の水で、疲れた脚をアイシング!
 水はめちゃめちゃ冷たく、長くは浸けていられなかったですね」

へ「でもアレ、すげー疲れが取れるよなぁ」

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ア「駐車場まで戻ってきて撮った、ナナカマドの実です」

「レバンネン……!?」

ア「それ、『ゲド戦記』を3巻まで読んだ人しか分からないネタですよ……
 ミーシャ先輩は、この木が大好きだそうで。
 ヘリオスくんは知ってると思いますが、ミーシャ先輩はわたくし以上に植物が好きで、詳しいんです!
 今回も、この木を見つけた瞬間、ミーシャ先輩とわたくしのあいだで、
『あ……ナナカマド!?』
『あ、あの赤いの! 英語でローワン!』
『そうそう! 魔除けになるやつ! あ、それはセイヨウナナカマドだけどね』
 という会話が交わされていました」

「マニアックすぎるぜ……」

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ア「駐車場から車で降りる途中の見晴らし台から。
 本当に天候に恵まれ、素晴らしい景色を楽しむことができました!」

へ「……いつか、この山々を、自分の脚でずっと歩いていくなんてコトも出来るようになるのか……?
 いや、できるかできないか、じゃねえよな。
 やろうとするか、しねえか、だよな!」

ア「もちろん、自分の力量をしっかり見極めながら、一歩一歩、ですがね!
 ではヘリオスくん、次回の山には、一緒に登りましょう☆」

へ「おう!
 ……じゃあな、皆。ここまでつきあってくれてありがとよ。
 また、次回の記事で会おうぜっ!」

山頂への道 ~伊吹山~

2015年08月09日 09:24

アウローラ「うぐぐぐぐ……左肩が……痛いッ!!(ばた)

ヘリオス「おい、大丈夫かっ、アウローラさん!?
 ――てなわけで、寝違えて左肩を傷めてるアウローラさんは置いといて、今回のレポートはこのオレ、ヘリオスがお送りするぜ!」

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 今回、オレたちが登ったのは、滋賀県の伊吹山(1377m)だ! 

 高山植物の花が多く見られることと、「ヤマトタケル」の物語に登場することでも知られた山だそうだぜ。

 メンバーはいつもの通り、ジェイ先輩・アウローラさん・オレの三人組だ。

 ……というか、なるべく朝早くから登りはじめるために、この前日に近くまで来て泊まってたんだが――
 
 アウローラさんが、宿で寝違えて左肩を傷めるっつう事件が起こった。

 朝の段階では「痛み」じゃなく「違和感」くらいの程度だっつうんで、登山は決行。

 結果から言うと、登山中はまあまあ無事だったアウローラさんの肩だが、下山してから痛みが強くなって、今現在、倒れてるっつう状況だ……(汗)

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 さて、気を取り直して登山の記録だ。

 さっきの画像の入山受付から1合目までは、見通しのきかない樹林帯を登る。

 気温は、まあ、ちょっと暑いかな? っつうくらいのもんだったんだが――

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 1合目を過ぎたところからが、とんでもなかった!!
 
 元・スキーのゲレンデを通っていくコースなんだが、マジで何も陽射しを遮るものがない上に、天候は快晴!

 暑いッッッ!!!

 普段、あまり汗をかかないジェイ先輩でさえ、額に汗どめのタオルを巻いて登っていた。

 自他共に認める汗かきのアウローラさんは、顔面から滝のよーに大粒の汗を流しながらの登りになった……

 脱水したらヤバいんで、5~10分に一度くらいの割合で、お茶かスポーツドリンクを一口ずつ飲みながら登っていった。

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 30分くらいかかって、やっと日陰のある場所(←画像の手前)に到着!

 後ろの景色を見ると、けっこう登ってきたことが分かる。

 ザックを下ろして休み、少し多めに水分をとった。

 ここまではけっこうきつかったが、この休憩で体の火照りが消え、かなり体が軽くなった!

 画像のアウローラさんも、元気を取り戻している。

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 さらにどんどん登り、5合目付近にやってきた!

 噂の自動販売機(ジェイ先輩がかついでるストックの先に見えている)が、しっかり稼働していた。

 地上に比べると割高だが、ここまで物資を運びあげる労力を考えれば当然だろう。

 つーか、誰がどうやって補充してるんだ……??

 オレたちは、この時点で各自1L程度の水分を持ってたんで、ここでは何も買わなかった。

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 霧が出始めた。
 
 この中に飲み込まれると、けっこう涼しい!

 霧が流れてる=風があるってことだからな。

 暑さに弱いアウローラさんは「ミスト~! ありがたい!!」と叫んで喜んでいた。

 ミスト……??

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 さらに登った地点で、休憩するアウローラさん。

 ふたつ上の、自販機の画像で、中央のちょい右下あたりの斜面に、白い小屋みてーなモンが写ってるのが分かるか?

 あれが、天候が荒れたときなんかに使わせてもらえる無人の建物「避難小屋」なんだが、この休憩してる地点は、すでに避難小屋をけっこう過ぎている。

 かなり登ってきたぜ!!

 このへんになってくると、気温もわりと涼しく、直射日光がおさまったんで、逆に、最初より楽になってきた。

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 高い木が生えてないから、斜面の傾きがよく分かるな。

 コースは、この斜面を直登するんじゃなく、ギザギザについている。

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 多分、8合目を過ぎたあたりだ!

 登るにつれて、岩が露出した、ごつごつした道になっていく。

 大小とりまぜて、石が道にびっしり落ちているから、後ろに蹴り飛ばさないように、踏みしめて歩く。

 今はこれくらいの斜度で、辺りに草がびっしり生えてるからまだいいが、もっと急で、岩しかないようなコースで石を飛ばしたら、その石は重力加速度でパワーアップしながらフッ飛んでいくことになるわけで――

 それが後ろの人に当たったりしたら、シャレにならねー怪我をさせちまう可能性がある。

 地面を踏みしめて、着実に、一歩ずつ……

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 9合目を過ぎた!

 山頂にまっすぐ向かいたいところだが、ちょっと左のほう(?)へ寄り道して、高山植物の花が保護されている区画を見に行く。

 ピンク色の花は「シモツケソウ」だ!
 
 ここまでのコースにも、きれいな花がたくさんあったが――それはまた今度「植物日誌」で紹介するぜ――、あれでもけっこう少なくなってると聞いて驚いた。

 昔は、囲いなんかしなくても、見渡す限り、こんなふうに花が咲き乱れていたんだそうだ。

 鹿に食われてしまって……ということだそうだが、大勢の人間が山に入るようになったことも、まったく関係ないとは言えないんじゃねーかな……と、ちょっと思った。

 まあ、オレたちも、そのうちの一員なんだけどな。

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 てなわけで、山頂に到着だ!!

 コースタイム(休憩時間など含まず)が3時間50分のところを、およそ4時間50分で登頂。

 途中の休憩を含めれば、まあ妥当? な時間か。

 ちなみに画像の背景に写ってるのが、噂の「ヤマトタケル」さんだ。

 像の顔立ちは、なんか「優しそうなじーちゃん」って感じだった。

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 山頂には5軒の山小屋が営業してるが、そのうちの一軒で食った昼メシのオムライスが、めちゃくちゃ美味かった!!

 卵が「フワットロッ」て感じだ!

 山を登った後に山頂で食ってる――という補正を抜きにして、街で食ったとしても「スゲー美味い」レベルだった。

 生き返ったぜ!!

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 さて、ここで決断だ。

 実は、伊吹山にはドライブウェイが通ってて、山頂直下まで車で来られる。

 歩いて下山するか? 駐車場まで乗り入れてるバスを使うか?

 今回、オレたちはバスを使うことにした。

 アウローラさんの左肩の状態がちょっとずつ悪くなってる感じで、さらに、下りでは岩を掴んだりストックを使う場面も増えるだろうってことから、無理はしないでおこう!! という結論に至った。

 結果(←今倒れてるアウローラさん)を見て、あの判断は間違ってなかった! と確信したが、少し悔しさの残る結果になった。

 ジェイ先輩と「今度は山頂に一泊して、翌日に歩いて下山するプランで行こう!」と、次なる目標ができたぜ!


 ――下山した後は、薬草風呂に入ったり、わりと近くにある「安土城址」を訪れたりと色々あったんだが、まあ、そのへんの記事はアウローラさんに任せとこう。

アウローラ「うぐぐぐぐぐぐ……」(←寝違え)

 てなわけで、今回のレポートはここまでだ。

 皆、読んでくれてありがとよ!

 また、次回の記事で会おうぜっ!!
 

山頂への道 ~大文字山~

2015年05月02日 20:02

アウローラ「と・いうわけで! 久々に行ってきました、山登りっ!

ヘリオス「今回も、オレとアウローラさんとジェイ先輩っつう、いつものメンツで行ってきたぜ」

ア「今回の行き先は「五山の送り火」のひとつで知られる、京都の大文字山!
 ジェイ先輩とわたくしが、地上の業務で疲れ気味だったので、アプローチが簡単で、比較的手軽に登れる山はないか? ということで選んでみました」

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へ「今回は、蹴上(けあげ)方面から登って銀閣寺方面に下りるコースをとった。
 インクラインが保存されている場所を通って、登山口へ向かったぜ」

ア「インクラインは、わたくしの好きな番組『ブラタモリ』で紹介されていて、初めてその存在を知りました。
 実際に見ることができて、よかったです☆」

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へ「やたら大量に生えてた、謎のシダ植物

ア「これは……2枚が対になった葉のつき方と、全体の形状からして、地上で『ウラジロ』と呼ばれてるやつじゃないかと思うんですけど……」

へ「……裏、見たか?」

ア「あ! 忘れた!!
 裏をめくって見れば、正体がはっきりしたのに……なんで、見ようと思わなかったんでしょうね?」

へ「いや、オレに訊かれてもな……(困惑)」 

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ア「葉が開いてきたところ。」

へ「アンテナみたいで、なんか不気味だな……」

ア「『エヴァンゲリヲン新劇場版 破』に、こういう使徒が出てきましたよね!
 ほら、この葉が展開していくところを早回しで見たら、絶対、そっくりだと思うんですよ~!
 ひょっとしたらウラジロから着想を得たのかもしれません☆ 凄いですね☆」

へ「いや……そんな、興奮されてもなぁ……(困惑)」

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ア「京都一周トレイルの標識です。」

へ「急に普通のテンションに戻ったな……
 上部には、道を示す図がついている。
 ポイントごとに立ってるんで、進むときに分かりやすかったぜ!」

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ア「こんな感じで、木漏れ日の射す中を、とことこと登り……」

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ア「しめて1時間半ほどの登りで、山頂に到着!
 時間的にはお手軽ですが、道はきっちり山道なので、もちろん、装備はきちんとしていきました」

へ「京都市内が一望できる、なかなかの眺めだったぜ!
 そう広くはないが、スペースがあって、丸太のベンチなんかも置かれてるんで、ここで休憩したりメシを食ったりしてる人が多かった」

ア「わたくしたちも、持ってきたおにぎりを食べました☆
 そして、食事を終えたら、山頂から銀閣寺方面へと下りつつ、噂の『大文字の火床』を目指します……」

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ア「20分かそこら、下ったところで、火床に到着!」
 
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へ「斜面を削って、段々畑みてーにしたところへ、こういう感じの、簡易かまどみてーなヤツが何基も設置されてたな」

ア「下ってくる途中に、燃料と思しき丸太が集められて乾かされているのを見ました。
 五山の送り火のときには、ここが一面、ごうごうと燃え盛る炎に覆われるのでしょう……」

へ「ここも、すげー眺めが良かった!
 むしろ、火床のほうが山頂よりも『ちょうどいい高さ』っつーか、街並みに『ミニチュア感』が出て面白いっつーか……
 しばらく座って、ボーッと京都の街を眺めてたな」

ア「銀閣寺方面から登ってくる人たちもたくさんいて、すごく賑わってましたね~」

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ア「街並みの中に、島みたいに見える山――
 そこに『法』の文字が見えました!」

へ「他にも『妙』の字と、『舟形』ってやつと『鳥居』と……あと『左大文字』ってのがあるんだよな?」

ア「火床からは、他にもいくつかそれらしきものが見えたんですけど、どれが何なのかは、わたくしたちの視力ではよく分かりませんでした(笑)」

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ア「一番でっかい火床の前で、大の字のポーズ!

へ「この直前、ゲリラごっこだか忍者ごっこだかをやってる子供たちが前を横切っていって、撮り直しになったんだよな(笑)」

ア「頼もしいですね! 将来はきっと優秀な重装歩兵に――」

「ならねーよ!」

ア「この後、30分ほどかけて下山し、抹茶アイスを食べたり洋服を買ったりして帰りました☆」

へ「アイスがマジで美味かった……つーか、今回、めちゃくちゃ暑かったよな!?
 もはや夏本番って感じだったぜ……
 アウローラさんは、滝のように汗をかいてるしよぉ」

ア「水分は、水とスポーツドリンクを合わせて1.5リットルで何とか足りました。
 というか、5月からコレでは、夏本番に登るときは、確実に2リットルは要りますね……」

へ「アウローラさんは特にな。
 ――あ~、1ヶ月以上のブランクがあったから、筋肉痛で足がイテェよ!」

ア「しっかりストレッチをして、眠りましょう☆
 疲労には、眠りこそ最大の特効薬ですよ!」

へ「そうだな。じゃ、また次の山が決まったら呼んでくれ」

ア「ヘリオスくんも、すっかり山行きが板についてきた感じですね!
 次も楽しく登りましょう☆
 下記事に拍手、ありがとうございました!(拝)
 では、また次回の記事で、お目にかかりましょう~☆」

山頂への道 ~雪の金剛山~ +拍手返信

2015年02月14日 18:49

ヘリオス「よう、皆、久しぶりだな。今回は、金/剛/山行きのレポートだぜ!」

アウローラ「金/剛/山は、大阪と奈良の県境にある山で、標高は1100mちょっと。
 大阪で一番高い山です!
 わたくしは高校の冬山登山以来、すごく久々の金/剛/山でした」

ヘ「今回の仲間はオレとアウローラさん、いつものジェイ先輩、そして岩/湧/山以来のミーシャ先輩だ。
 登山口まで、ミーシャ先輩の車で送ってもらえて、助かったぜ!」

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ア「登山口からしばらくのあいだは、土の道でしたが、やがて一面がカチカチの雪道に……」

へ「大勢の登山客が行き交う道だからな。
 踏み固められてるし、溶けては凍って……を繰り返して、けっこうツルツルになってたよなぁ」

ア「軽アイゼンを着けることで、安全に登ることができました。
 逆に言うと、アイゼン無しでは絶対にコケると思って間違いない道!
 最初、ちょっとだけアイゼン無しで歩いてみたのですが、危なっかしくて動きはゆっくりになるし、ムダに疲れるしで、全然ダメでした(汗)
『毎日登山』をする人もいるくらい親しみのある山ですが、安全のための装備はしっかり用意しておきましょう!」

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へ「雪山でジャケットを脱いで、セーター姿のアウローラさんの図。
 高校時代は、半袖で登ってたんだってな……?」

ア「まだ、山登りのの字さえも知らない頃でしたからね……
 後の『冷え』のリスクなど考えもせず、汗だくになりながら、ガンガン駆け登ってました!
 そして山頂に着き、止まった途端に、吹き抜ける風で一気に身体が冷えて死にそうになりました(笑)」

へ「ジャケットを脱ぐのは、体温調節をして、むやみに汗をかかないようにするため……だな。
 オレも、さすがに脱ぎはしないが、ジャケットのフロントジッパーは全開にしてたぜ」

ア「動いてると、雪山でも意外と暑いんですよね!」

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へ「霜柱! オレは、初めて見た!」

ア「わたくしも、初めて見ました!
 昔登った時にもあったんでしょうけど、全然、意識していなかったもので……(笑)」

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「掘り起こしてみました。」

へ「無心に霜柱を掘り起こすアウローラさんの姿を見て、ミーシャ先輩が『まるで蜂蜜を狙う熊のようだ……』って言ってたぜ!」

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ア「さて、2時間半ほどの登りを経て、無事に登頂!
 山頂近くの広場にて、登頂記念のパネルとともにパチリ☆
 この広場のあたりで、高校時代にお弁当を食べた記憶があって、すごく懐かしかったですよ!」

へ「側に、何百回とか登頂してる人たちの名前を記したプレートが飾ってあったな。
  道はわりと静かだったが、山頂はけっこう賑わってて、人気の山なんだな~と思ったぜ」

ア「ジェイ先輩が小型のソリを担いで登ってたんで、人の少ないところでみんなで滑って、楽しかったですね~」

へ「オレのカメラに、アウローラさんがソリで派手にクラッシュしてる画像があるんだが……」

ア「あー、それは、伏せておきましょう(笑)」

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ア「下山中には、先日登った、葛/城/山の山頂が見えました。
 これらの山々を縦走するルートも人気があるようですね」

へ「今回は、時間的・体力的な余裕を考えて断念したが……
 そのうち、そういうのもやってみたいもんだな」

ア「お、やる気が出てきましたね~、ヘリオスくん!」

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ア「下山中、わたくしがルートのあちこちに描き残したマーク」

へ「雪の上に大量のニコニコマーク……! 全部で20個以上、描いてたな。
 後から登ってくる人がびっくりしたらどうすんだ……(汗)

ア「いや、疲れたところに、励ましになるかなーと思いまして……
 雪に描いたものですから、自然と溶けて消えますし」

へ「そういえば、ちびっこが発見してテンション上がってたな。
 どう見ても1年生くらいだろ! って年の子がぞろぞろ登ってたんで、驚いたぜ」

ア「子供会のイベントとかじゃないですか?
 友人Mは『子供の頃、家族に付き合わされて何度も山登りをさせられて、山が嫌いになった』と言ってましたが……
 彼らが楽しく登って、山好き、自然好きになってくれることを祈ります!

 下山した後は、登山口のそばにあるお食事処『さ/わ/ん/ど茶屋』さんで肉うどんを食べました☆
 身体が温まって、味も最高でしたよ……!」


へ「――さて、今回のレポートはこのへんで、だな。
 次回の山は、もう決まってんのか?」

ア「いえ、まだですよ。六/甲/山最高峰~有/馬/温/泉への縦走か、あるいは、もうちょっとライトに須/磨アルプス辺り……と思ってるのですが、まだ何とも。
 また決まり次第、お知らせしますからね~」

へ「おう。――じゃあな、皆! また次のレポートで会おうぜ!」

ア「下記事に拍手、ありがとうございました!(拝)
 また次回の記事で、お目にかかりましょう~!」


【2/15追記 拍手返信!】

 エレファーナ様、拍手メッセージありがとうございました~!(拝)
 金剛山は、大阪組には耳馴染みのある山ですよね。
 街中ではなかなか見ることのできない霜柱ですが、金剛山の登山道脇には、あちこち発生しておりました!
 どれも結晶が「指より長い」感じで、立派なものでした☆

 わたくしも日記に日々、お邪魔してエレファーナさまの奮闘に励まされております!
 季節の変わり目にはまた忙しくなりそうですが、お身体大切に……!
 お互いに無理なくマイペースで、物語の道を進んで参りましょう☆
 それでは、失礼いたします~!!(拝)

山頂への道 ~快晴!~

2015年01月19日 00:22

ヘリオス「よう、皆、久しぶりだな。
 最近なかなか山に行くチャンスがなかったんだが、アストライアとジジイも新しい挑戦を始めたってことで、オレたちも、負けてはいられねえ!
 今回は、久々にアウローラさんと登ってきたぜ!」

アウローラ「登ったのは、奈良県の葛城(かつらぎ)山。標高は959mくらいだそうですよ!」

へ「今回は、メンバーがいつもと違ったな」

ア「そうなんです。いつもはジェイ先輩と登っているのですが、今回は初登場の『ナノ』先輩も加わっての登山でした☆」

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ア「下の方は、こんな感じでしたが……」

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ア「だんだん、あたりにが見え始め……」

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ア「最終的には、こんな感じになりました!」

へ「久々に見たぜ、地上で、雪が積もってる風景……」

ア「六甲の『七兵衛山』以来じゃないですか?
 ちなみに、この画像に写っていらっしゃるのが、ナノ先輩ですよ」

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へ「道端に、小さな木の芽が生えていた! 寒い中でも、がんばってるんだな。
 こいつが、周りに生えてる木ぐらいデカくなるのに、いったい何年くらいかかるんだろうな……?」

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ア「冬枯れのアジサイ。こういう姿も、美しいものですね!」

へ「このへんには、アジサイの株がたくさん並んでたな。
 夏場に登れば、見事な『アジサイロード』になってるはずだぜ!」

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ア「山頂に到着!
 ――今気付いたんですけど、なんか、わたくしがナノ先輩の頭にキックしてるみたいな絵面になっちゃってますね(汗)
 わたくしは、後ろの、丸太でできた看板で『波止場のポーズ』をとってるだけですよ!」

へ「波止場のポーズ……って、あの、船乗りが、ロープをかける金具みたいなやつ(←名前、何ていうんだろうな?)に片足をかけてる、アレのつもりだったのか……?
 なんで、山で海の男のポーズをとるんだよ……?

「男のロマンですね!」

「………………。」

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ア「快晴の空が、あまりにも美しかったので1枚!
 木の枝が凍りついて、陽の光にきらめいているのが、何ともフォトジェニックでした☆」

へ「この後、山頂のレストハウスでをたらふく食って、歩いて下山した!
 久々の下りだったからな。脚がイテーよ!」

ア「お風呂でよく温まり、シャワーの冷水・温水切り替えで、脚の血行をよくしておきましょう……!
 さて、次の山の予定は、どうなっていますか?」

へ「多分、ジェイ先輩と金剛山に登ることになるんじゃねーか?
 その時は、また、新たなメンバーが加わるかもしれねーぜ!」

ア「山が結ぶつながりが、だんだん広がってきていますね☆
 次も、がんばって登りましょう!」

へ「おうっ!
 ――じゃーな、皆。オレたちの記事を読んでくれて、ありがとよ!」

ア「また次回の記事で、お目にかかりましょう~!!(拝)」

山頂への道 ~再び、摩耶山へ!~

2014年10月25日 22:48

アウローラ「本日は、ほぼ1年ぶりに、六甲山系の摩耶山に登ってきましたよ!
 同行はいつものジェイ先輩、そしてヘリオスくんです☆」

ヘリオス「前回の摩耶山行きから、どれだけ自分たちが成長したかを確かめるための登りでもあったな。
 前回は、市ヶ原~トゥエンティクロス~徳川道のルートだったが、今回は市ヶ原~稲妻坂~天狗道を通って山頂を目指すコースにしてみたぜ」

ア「成長を確かめるなら、同じルートを通ったほうがよかった気もしますが、新しい道を開拓したくなったもので……(笑)」

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へ「登り始めてすぐ、道の左手に見下ろせる淵だ」

ア「水の色が綺麗でしたね!」

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ア「角笛城を背景に、うっすらとした紅葉」

へ「角笛城じゃなくて、布引ダムの堰堤だろーが……」

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ア「地上の、わたくしが普段活動している地域では、まだ紅葉は見られませんが……
 こちらは涼しいためか、秋の気配が深まっていました!」

へ「全山、燃えるように……って形容にはまだまだだが、ちらほら、色づいた木々が見えて、なかなかよかったぜ」

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ア「お茶屋さんで飼われている犬を激写するジェイ先輩!」

へ「先輩は、犬好きだからな。
 ……つーか、を撮ってどーする!?」

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「何ともいえない形状のキノコ」

へ「何とも……って、オマエ……(汗)」

ア「ヘリオスくんがギンコさんに送る画像としてはどうかな~と思ったので、こちらで紹介!」

へ「待て、わざわざ紹介する必要あるのか!?」

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ア「道の両側から草が覆いかぶさって、通りにくくなっています!」

へ「全員、なぜかバンザイのポーズで通り抜けたな……」

ア「歩いていると暑くて、半袖になっていたのでね。腕を笹などで切らないように、ですよ!」

へ「他のハイカーに見つからなくて良かったぜ!」

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ア「尾根道です。分かり辛いですが、道の両側が斜面になっていて、わたくしたちは『エッジ』の部分を歩いています」

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へ「送電線の鉄塔だ! この直後、分岐があって、どの道に進めばいいのか少し分かり辛いところがあったな」

ア「でも、山と高原地図には、送電線を表すラインが記されているので、自分たちの位置を確かめる上で非常に助かりました☆」

へ「いろんな目標物に注意しながら、現在位置を割り出すことが大事だってことだな」

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ア「そして着きました、摩耶山の三角点!
 記事で見ると、スッと着いたような感じですが、実際はけっこうな登り下りが(笑)
 でも、昼前には着きましたから、さほどキツイ!というほどでもなかったですね」

へ「確かに! 『おっ、もう着いたか!?』って感じだったぜ」

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ア「山頂広場『掬星台』にて、神戸の街をバックに一枚☆
 いや~、前回の登りの時は、この時点ですねが痛すぎて、大変でしたよね!」

へ「前回っつうか、それが実質的に、オレたちの初登りだったんだよな!
 登山靴の靴ひもを締めすぎ&高機能タイツとの干渉で、打ち身みてーになって、痛かったぜ……」

ア「今回は、コースタイム自体があの時のコースより短かったとはいえ、足はまったく痛くなかったですからね!
 わたくしたちも、成長したものですよ☆」

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「素晴らしい眺望!」

へ「奥にうっすら見えてるのは、和歌山県、紀伊山地……か。
 あっちのほうも、そのうち登ってみてーもんだな」

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ア「ケーブルカーで下山したあとは、あるところを目指して、街中をてくてく歩きます。
 前回、すねが痛すぎて普通に下ることができず、全員が一列で後ろ向きになって、後ろ歩きで下りた思い出の坂道!」

へ「ご近所の人に見られたら通報されそうな状況だったよな……(汗)」

ア「もちろん、今回は普通にたったか下りました☆」

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へ「おっ、灘温泉! 前回も今回も、お世話になったぜ!」

ア「天然温泉の銭湯で、すごくいいお湯なのです☆
 水風呂もあってアイシングもできるし、打たせ湯もあるし……
 地元のおばちゃんたちも、ハイカーも利用する、隠れた(?)名湯ですよ!」

へ「疲れがとれたぜ。
 ……さて、アウローラさん、次はどこの山だ?

ア「おっ、ヤル気ですね~、ヘリオスくん!
 次は……岩湧山でご一緒したミーシャ先輩が、行き先を選んでくれている最中です。
 ススキが綺麗なところ、という基準で選定中だそうですよ!」

へ「おお~。決まったら知らせろよ。楽しみにしてるぜ!」

ア「わたくしも楽しみです☆
 では、今日はよく寝てくださいね。
 
 下記事に拍手、ありがとうございました!(拝)
 皆さま、また次回の記事で、お目にかかりましょう~!」 

白/馬・栂/池 ②

2014年08月13日 19:03

 てなわけで(?) 今回はオレ、ヘリオスが単独で、白/馬・栂/池での山レポートをお送りするぜ!

 この、第2弾の記事では、栂/池/自/然/園についてと、2日目の山登りについてを紹介する。

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 第1弾の記事でも載せた、アウローラさんと自然園入り口の看板。

 ここからスタートだ!

 初めから終わりまで、木道の上だけを通っていく。

 栂/池/自/然/園は、そのほとんどが湿原からなる場所だ。

 木道以外の場所に踏み込むと、湿ってやわらかい地面を荒らしてしまうことになるからな。

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 第1弾の記事でも紹介した、山登り歴数十年のおばあ。

 その経験はダテじゃなく、そのへんに生えてる植物を杖で指しては、

「あれは◆◆。あっちは、◎◎の花が終わって、葉っぱだけになってるところ」

 と、色々教えてくれた!

 おかげで、自然園を回るのが何倍も楽しくなった。

 もう80歳を超えてらっしゃるそうだが、こっちも植物を見るためにゆっくり歩いてたとはいえ、歩くスピードがオレたちと大差なかった!

 やっぱり、長年、足腰を鍛えてると違うなと思ったぜ。 

 アウローラさんは途中から彼女を「師匠」と呼んでた。

 で、どんな植物が生えてるのかというと……

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 こんな感じだ!

 もちろん、上の画像にあげたのは、ほんの一部に過ぎねえ。

 花の咲いてるもの、実がなってるもの、葉だけが茂ってるもの……

 植物の宝庫だ!

 どれも、オレたちが普段は見ることがない植物ばかりだった。

 画像にあげた植物の名前は、上から、 トリカブト ・ ヒオウギアヤメ ・ クルマユリ ・ キヌガサソウだ。

 植物について、詳しくは、オレとギンコの植物日誌の記事で語ろうと思う。

 オレたちは皆、植物好きっつう共通点があるから、この自然園はまさに楽園だった。

 アウローラさんは「ここに住みたい」と本気で呟いていた。

 いや、今はいいけど、冬の厳しさはハンパねーんじゃねーか……?

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 ここは、「風穴(ふうけつ)」って場所だ。

 細い洞窟みたいになっていて、岩の隙間に雪が見える!

 気温は全体的に涼しかったが、ここに近づくと、冷蔵庫を開けたときみたいな冷気がスーッと流れてくる。

 ベタな言い方だが、まさしく「天然のクーラー」だな。 

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 水面に風景が映り込んで、凄く綺麗だ!

 オレの写真の腕前では20%くらいしか伝わっていないが、本当に広大な湿原で、ため息が出るくらい素晴らしい光景だった。

 何よりも、空気がきれいで、少し湿っていて、植物の匂いがする。

 この「空気の匂い」ばっかりは、実際にその場に立った人にしか分からねえだろう。

 ちなみに、星みたいに白くチラチラ写ってるものは、ワタスゲの果穂だぜ。

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 川を渡る。

 自然園は「ミズバショウ湿原」「ワタスゲ湿原」「浮島湿原」「展望湿原」つう4つのゾーンに分かれているんだが、この川は「ワタスゲ湿原」「浮島湿原」のあいだにある。

 この辺りで、天候がやや崩れてきたんで、川を渡ってちょっと行ったところまでで、引き返すことにした。

 時間に余裕があれば、自然園全部を見たかったが、この時点で16時を回っていた。

 大雨になったり暗くなったりすると危険だから、残りは、次に来たときの楽しみにとっておくことにした。

 全部を一周すると、3時間半くらいかかるそうだ。

 今度はぜひ、全貌をじっくり堪能したいもんだな。  

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 帰り道のアウローラさん。

 旅人って感じだな。


 さて、山荘に戻った後は、荷物整理をして、メシを食って、風呂に入って、9時には就寝!

 明日は4時半に起きての山登りが控えているからな!

 ――だが、アウローラさんは22時くらいに業務関係のややこしいメールが来て、返信に追われてた。

 げっそりしたショックで、結局0時過ぎまで寝られなかったらしい(笑)

 そう、この辺りでは、ド/コ/モの電波が通じる!

 安全上、大いにありがたい面もあるが、気持ち的にはありがたくない場合もあるなと思った出来事だった(爆) 

 
 さて、気を取り直して、翌日だ!!

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 予定通りの4時半起きで、五時過ぎには登り始めた。

 この辺りはリアルに熊が出ることがあるそうで、熊よけ鈴をチリンチリン鳴らしながらの登山開始だ。

 これまでの山では、鈴の必要性を感じたことはなかったんだが、今回ばかりは、スタートの時間帯にオレたちしか人がいなかったんで、マジで何か出たらヤバいという地味な緊張感があった。

 チリンチリンいう音が、初めて頼もしく思えたぜ。


 で、この朝早くから、いったい、どこを目指して登ってるのかというと――

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 この地図の、天/狗/原というところだ!

 2泊3日で、一日フルに使える場合は、左の白/ 馬/ 大/池ってところまで行こうと思っていた。

 だが、書いてある数字(←コースタイム。普通レベル? で歩き続けて、だいたいどれくらい時間がかかるかの目安)を見ると分かる通り、山荘から大池のほとりまでただ単に往復するだけでだいたい6時間はかかる。

 オレたちのペースはだいたいコースタイム通りだが、これにはメシや休憩や景色を見る時間は含まれていないし、足が痛いとか気分が悪いとかのハプニングが起こったら、もっと遅れる可能性がある。

 ――で、オレたちは、今日、帰らなきゃならねえ。

 乗る電車と、バスと、ゴンドラリフトの乗り継ぎ(←大都市での暮らしに慣れてる者にとっちゃ「何だこりゃ!?」ってくらい、電車やバスの本数が少ない)の関係上、正午のゴンドラリフトに乗らなければ、乗り継ぎが破綻する可能性があった。

 せめて、白/馬/乗/鞍/岳の頂上を踏みたい……という気持ちはあったが、それでも往復5時間。

 無理をして万が一にも乗り遅れたら最悪だということで、協議の結果、充分に余裕をもって天/狗/原までの往復にとどめ、あとはのんびりしようということになった。

 この決断が、オレたちにとってベストだったということが、後に分かってくるのだが――

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 けっこう登ってきた。

 木立が切れると、雲海っぽいものが見える。

 空は曇りで、日の出の時刻は過ぎているが、あまり明るくない。

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 コースは基本的に一本道で、ところどころに印もついている。

 迷いそうなところはなかった。

 あちこちに水が流れていて、小川のようになっているところを渡る箇所がいくつもあった。

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 万年雪だ!

 生で見るのは初めてだったから、本当に感動したぜ。

 登り始めの画像と比較すると分かるが、植生も変わってきている。

 背の高い木が少なくなって、見通しが良くなってきた!

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 岩の広場みたいなところがあった。

 気温はじっとしていると肌寒いほどだが、暑がりのアウローラさんは、長袖では動いていると汗をかくので、途中で脱いで、半袖で行動していた。

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 空がかすかに明るく、太陽の気配を感じる……

 まだ一度も陽光は射していなかった。

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 天/狗/原に到着した!!

 ここも凄く美しい湿原だった。

 ベンチに座って、朝飯を食う。

 小屋で昨日のうちに注文しておいた「朝弁」だ。

 朝早く出発予定で、朝食の時間に合わせられない登山者のために、朝食を弁当に替えてくれるというサービスがある。

 シャケ弁を食ってると、ミラクルが起こった!

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 雲が切れて、青空が!!

 いやそんなミラクルとか言うほどのコトか? と思うかもしれねーが、光があたった湿原の美しさは本当に素晴らしかった!

 これまでずっと曇りだったから、感動もひとしおだ! 

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 美しい!

 2度目になるが、オレの写真の腕前では、本物の風景の美しさの20%くらいしか伝わっていないと思う。

 やっぱ、景色は、その場に立って、自分の目で見るのが一番いいな!

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 弁当を食い終わって、横手に小高い岩場(←画像の奥)を見つけたので、登りにいってみる。

 もちろん、弁当のゴミは残さず持ち帰る!

 お手拭きの袋の切れ端を飛ばすとか、食べかすを落としたままなんてのは絶対アウトだ!

 ――ちょっと残念だった話をすると、ベンチのすぐそばの水の中に薬の包装が落ちていたり、上の岩場に向かう途中の藪の中の道にティッシュが2枚も落ちていたりした……

 昨日の自然園でも、飴の包み紙と、なぜか女性用エチケット品が道に落ちているのを発見した……

 ゴミをうっかり落とすことは誰でもあるだろう。

 だが、物の出し入れをするときとかに、ちょっと意識して辺りを見回せば、落としたことに自分で気付けるはずだと思う。

 本人が気付かないときは、同行者同士で声を掛け合うとかな。

 今回のティッシュなんかは、明らかにわざと放置したもので、話にならねー!

 自分が落としたゴミは、自分で拾って帰ろうぜ!


 一応、見つけたゴミは拾い、ビニル袋に回収しておいた。

(ただ……正直に言うと、藪の中のティッシュは明らかに尻を拭いたヤツだったんで、回収を断念した……これこそ、やったヤツが、自己責任で、その場で回収しろよっ!)

 アウローラさんやジェイ先輩と相談して、次に登るときはゴミ拾い用のピンセットを持ってこよう! という話になった。

 手でゴミに触るのは衛生的にちょっとイヤだが、見て見ぬふりをすると、今度は気分的にイヤだからな。


 まあ、それはそれとして――

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 岩場の上からは、天/狗/原を一望できた!

 この時間になると、他の登山者の姿もちらほらしだした。

 道を歩いてる姿が、小さく見えるぜ!(←画像の左下)

 そうこうしてるうちに、

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 凄まじい勢いで、雲? 霧? ……山では「ガス」とみんな言うが、とにかくそいつが、ブワーッと斜面を登ってきた!

 オレたちはまだ岩場の上にいたんで、ホワイトアウトしたら危ないということで、急いで、ただし慎重に降り、木道に戻った。

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 ……そして何も見えなくなった。

 視界が開けて、しかも太陽が出ていたのは、ほんの15~20分くらいのあいだだけだった!

 あの日、美しい天狗原の湿原の景色を見ることができたのは、あの十数分の間に、たまたまあの場にいた人だけだ。

 もしも、着いたときにこのガスった景色だったら、あれほどの感動はなかったと思う。

 早起きして登り、天/狗/原で弁当を食べるという選択をして本当に良かったと全員が思った瞬間だった。

 オレたちはこの後、元来た道を下っていったが、多くの登山者が登ってきており、そこで例のおじい&おばあとすれ違った!

「あら、はやいわねえ! どこまで行ってきたの?」

「いや、天/狗/原までですよ。昼には帰らないといけないんで……」

「天/狗/原までいけたら大したものよ」

 大したものなのはあなたたちだ!

 もう登れないけど、とか言っていたのに、しっかり登っているおじい&おばあだった。

 若者でも、下手をすれば簡単にコケて転げ落ちそうな箇所がいくつもある道を、80過ぎて、普通に、着実に登る姿に脱帽だ!

「お気をつけて!」

 と言って、お別れした。

 お気をつけて、なんて、日常のあいさつで使うことはまずないが、今回の山では、すれ違ってことばを交わした人たちとは、ほぼ、そう言って別れた。

 皆、無事に登れますように! と、自然に感じたからだ。

 そういうオレたちも無事に(……主に時刻表的な意味で)帰らなきゃならないんで、ストックを使いながらどんどん下り、山荘まで戻ってきた。

 その直後、大粒の雨が降り出した!

 無理をして乗/鞍/岳を目指していたら、雨に降られていたし景色も見えなかっただろう……ということで、プランが当たったことを喜ぶと同時に、おじいやおばあたちは雨の中で大丈夫かと、ちょっと心配になったりもした。

 まあ、山で雨に遭うのはよくあることだし、大先輩たちのことだから、慌てず騒がず、安全に行動してたと思うけどな。

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 雨の中で上にいても仕方ないから、とりあえず降りよう! ってことになり、ゴンドラリフトに乗ったら前が何も見えねえ。

 高所恐怖症の人は、下が見えると怖いのかもしれないが、見えなきゃ見えねーで、ちょっと怖い。

 アウローラさんは、山登り中は元気だったが、昨日の睡眠不足(……)が出たのか、ゴンドラリフトの中で普通に寝ていた。

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 バスを待つあいだ、足湯に浸かった!

 アウローラさんとジェイ先輩が、なぜか足でVサインをしている。

 この後、八/方/温/泉・み/み/ず/く/の/湯というところで天然温泉に入り、汗を流してさっぱりし、余裕をもって電車に乗って帰った!


 温泉も満喫できて疲れもとれ、結果的には、限られた時間の中でベストな行動ができたと思う。

 ぜひ、来年も行って、自然園の全部のエリアを回り、今回は登れなかった山頂にも立ちたいぜ! 

 今回の山行では、他にも楽しい出会いがあったりと、このやたら長い記事でさえも語り切れてないほど色んなことがあった。

 そのへんは、またアウローラさんが語るかも知れねえ。

 オレも、植物日誌で、今度は植物という視点に絞って色々と紹介したいしな。


 ……ま、そんなわけで、記録はとりあえずここまでだ。

 じゃあ、またな。

 長い記事を読んでくれて、ありがとよ!



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